人間、強制されることは、苦痛である。国歌だから歌え、口元を監視しろ、国歌を歌うときは起立すべきで、起立しろ、でなければ処分だ、橋下くんは、教職員にそう命じた。
このバカ野郎。
権力を握る。これは、選挙の得票により多数を占めることで、実現する。なんでもいい、何かのブームをつくることによって、選挙によって、多数を占めれば、この権力を握っている期間に、そっとしておいたことでも、厚かましく出してくる。
多くは、国民の手をしばり、権力が好きにできる態勢づくりである。そして、富裕層、すなわち、社会における権力者は、自らの幸せを守りたい、弱者からの搾取、収奪で得た成功の果実を、子々孫々守りたいとして、種々画策するのである。
弱者は、助け合い、共に気持ちよく暮らせるならば、それでいい、と考える。まさに、能力に応じて、働き必要に応じて分配する。これで、文句はない。そうしなければ、全体がうまく調和して生きてはいけない、と考えるからだ。
しかし、人間はそう簡単に、理想どおりにはいかない。権力争いがあり、競争原理、闘争心もある。恋人の取り合いもある。どうやって、仲良くしていけるのか。
すべての欲望から解放されるときは、生きている限りは、不可能だろう。となれば、何らかの妥協的な仕組みにするしかないかもしれない。まあ、簡単ではない。それを考えながら、生きていくしかない。
だが、その過程で、なんやかんやと強制するバカ者に対しては、目を釣り上げて怒ろう。