ストレスをためると、ロクなことはないようだ。怒りたいときには、怒る。それが重い心臓病にかかった人について、退院時に調査したところ、怒りっぽい人の方が、再発しにくいという結果がでたという。
怒ることで、ストレスを発散しているらしい。怒りをうまくコントロールして、ストレスにしなければいいのだろうが、ただただ我慢ではストレスが溜まるということのようだ。
健康と精神状態が、大いに関連していることは、今や明白となっている。同じ状態に遭遇して、片や嘆きに打ちひしがれ、片や平気のへいざという状況は、よく見られる。
それが、健康にも影響するとなれば、精神状況をどのようにコントロールできるかどうかは、人生の質に関わる。どうせなら、気持ちよく、人生をすごしたいのは、誰しも望むところだが、マイナス思考に陥らないのは、それなりの努力も必要だろう。
何事が起ころうとも、動揺することなく、焦ることもなく、心の重心を定めて、しっかりと生きていきたいものである。