というしかないかもしれない。多くの人が、自民党の秘密保護法に懸念を表明し、反対している。議会で多数を占めたら、やりたいことをどんどん進めようとしている。議会をニッチもサッチもいかないようにして、マスコミを動員、財界、官僚、とも意を汲みあわせて、民主党政権を打破し、それで、この始末である。
民主主義とは、真反対の考え方を推し進める。中国がヘンテコなのも利用の対象である。もう戦争もやむなしぐらいの気分でいるのかもしれない。真剣に事態に対処しようとしているかどうかが、問われている。議会で多数を握っている以上、何だって議決できる。
修飾し、化粧し、ごじゃがごじゃ言いながら、国民の手をしばり、法に基づき、彼等の支配を強めようとする。世界のなかで、日本がどういう位置を占めていくのかが、決められていく。
尖閣の影響は、どこまで出てくるのか。一触即発の可能性も出てきた。国の論理からいけば、衝突もありうる。国民がいかに平和を望み、戦争を嫌っても、自衛ということになれば、やらざるを得ない。国家の論理が動き出す。
憲法9条を有しながら、戦争の可能性もゼロではない。文言を解釈の違いに持ち込み、闘うことは不可能ではない、とするならば、中国の出方によっては、ここぞと一線を越える可能性も出てきたのである。さらに、憲法9条を改悪するならば、戦争への道は、より簡単になる。秘密保護法も生きていくるテナもんである。