自公政権から引き継いだ政権。だが、あまりに負債が多すぎた。
自公は、官僚のいうまま、また、財界のいいなり、弱者切り捨て、しかも、秘密主義ときた。それで、政権交代となって、マニュフェストの妨害をしまくった。
そして、民主がねじれのなかで、なくなくマニュフェストをひっこめざるをえなくなると、今度は、マニュフェストを実行しないのは、なにごとだ、とくる。マスコミもこれに同調する。
それこそ理不尽というものだろう。こういう解りやすい、意地悪自公に政権を戻してはいけない。野田さんの言い分はまことに、正当である。
だが、その本音は、資本主義下において、弱者の本当の味方ではない面もある。貫徹はできない。それこそ、共産党の出番だろう。
しかし、中国の例などみれば、権力をもてば腐敗し、尖閣のような騒ぎも起こす。国としての品格を疑う。国民の程度も疑いたくなる。これも、制度と無関係というわけにはいかないだろう。とすれば、まだまだ、人間社会は完璧ではないということだ。