特例公債法案を通さなければ、むちゃくちゃになるのがわかっていて、政局の道具にする。ならぬことはならぬ、という野田首相の態度は、それは仕方のない話であろう。
首相たるもの、筋を通さなければ、それこそ、話にならない。それを筋悪く攻め立てる。安倍氏は、誤解を与えたら心外だとして、審議入りを決めたというが、公明党は、根回しがなかったと怒っているという。
あちこちで、交付金がでてこないものだから、銀行と取引のないところは、苦労しているという。予算案を通しておいて、実質的にそれを執行させないというのだから、誤解もなにも、自民党公明党が、国政を混乱させている犯人であることは、あきらかであり、バッカだなあと言わざるを得ない。
こんなやりとりを続けているようでは、政治の世界は、まともな人は、関わりあってはいけない世界となったと思わざるをえない。
常識的な、筋を通す政治に、早くなってほしいものだ。