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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

乾坤一擲の決断

2012年11月15日 11時23分07秒 | 思考試行

野田首相の反撃は、今朝の朝刊に詳しく報道されている。民主党政権は、政権奪取には成功したものの、参議院選挙でねじれが生じた瞬間から、苦難の道にはいる。

すべての政策は、自公の邪魔にあい、思い通りにはすすめなくなった。決める、進めるという自民党は、決めさせない、進めさせない、なりふり構わない、てっていしたいやがらせ、邪魔攻撃がつづいた。

まるで、犯罪者のように民主党政権を攻め立てた。過去の自公の悪政の後始末に翻弄されながら、それでも、民主党政権は、議事を公開したり、議論の過程がみえるように努力してきた。ふんぞりかえっていたイメージの政治家は、皆無となった。

さまざまな利権構造、支配構造も見えてきた。隠されていた事実がみえてきた。原子力ムラの理不尽な支配機構、電力会社の威光に振り回され、支配されていた事実が白日のもとにさらされた。

マスコミにもその力が及んでいたことも明らかとなった。菅内閣に対する大新聞社の取った態度は、とんでもないものであった。さすがのボンクラの小生にも、公平でないマスコミ、大新聞の実態を知ることとなった。

そして、このたびの野田さんの「正直な声」は、党首討論で全開となった。岡田副首相は、政治家の器ということばで、安倍さんとの対比をしてみせた。ガマンにガマンを重ねてきた政治家の本音の声を、はじめて聴いた。

いいではないか。これでどうなっていくのか。事態の推移を見守ろう。小学校時代の通知簿の話は、実にすばらしかった。人格がどのように形成されるのかの実例をみた。