防衛大臣が素人だといって、総攻撃を受けている。何をどれほど知っているかがそれほど問題だろうか。専門家が多くいて、それらのアドバイスを受けながら、大枠の判断をすればいいのであって、細かいことは、どうでもいいのである。
どこまで知っていれば合格とするのか。資格試験があるわけでもない。田中氏の人柄の良さや、人品というのは見て取れる。知識の有無をうんぬんするのは、卑怯である。
どれほどの専門家であれば、大臣が務まるというのか。戦争をしようにもできない憲法を持っているのである。相当へんな人でない限り大臣はつとまる。
自民党や、新聞がいうほど田中大臣がひどいとは思わない。
テストまがいのいじわる質問をして、足を引っ張る。こういう手段が横行すれば、まともに議論をすることはできない。そして、なんで、更迭の話がでるかといえば、参議院では、野党が多数を占めているものだから、いつでもこの種の、いじめが可能ということであり、理屈を言っているがそんなものはどうでもいいのである。
与党を揺さぶり、嫌がらせをしているだけである。システムがこわれているのに、理屈をいっても仕方がない。それだけの水準の議会制度になっているだけのことである。ここに、まじめにとりくもうとするのは徒労である。