どうやら、北朝鮮のミサイル発射は、失敗したということらしいが、この間の日本政府の準備などをみていると、結局のところ、突然ミサイルが発射された場合は、とても防ぎきれるものではないということだ。
莫大な費用をかけたとしても、とても防ぐことができないものを、なぜ購入するのかといえば、アメリカとの関係が思われる。たとえば、貿易不均衡の是正であるとかである。
武器の調達、それも役立たないもの、であれば、貴重な財源をミスミス捨てているに等しい。これもまた、人類の歴史における過渡的なバカバカしい現象といえる。
人が人を食って生きる状況が、あちこちで繰り広げられている現状のなかで、改善されるべきことはいくつもある。これもその一つであろうが、この際に、そういった問題点を洗い出していくことの視点を持ち続けていく必要がある。
一方では、飢えた人々がいるなかで、かたや飽食の人々もいる。こういうアンバランスをどうすれば解消できるだろうか。富の偏在も、いかにもひどすぎる。こうしたことが、解決されないようでは、人類の未来は暗いけれども、それは、必ず、解決できると信じたい。