家内を病院まで車で送って、交通量の少ないところで時間待ちをしていた。かなり時間がかかると思われたので、前日、インターネットで、見出しの項目を検索し、プリントアウトしておいたのを、じっくりと読んでみた。
反芻しながら、証明を読んでいく。式の流れのよく呑み込めないところも、試行錯誤しながらあきらめないでいると、そうか、と理解できた。結局、初めて、この3定理のつながりを理解し、把握できたのである。
数学が、積み重ねであることを実感できたのである。高校以来のまさに「快挙」である。高校時代の数学は、中途半端のままであることを自覚しているので、徐々に、「努力」を続けているのだが、ちょっと、うれしい成果を得た実感がある。
面倒だし、根気もいるが、この魅力に今まで、ほとんど経験していなかったことに気付く。証明の方法がいくつもあって、そのうちの一つのルートを、完結したにすぎないのであるが、これをきっかけにして、少しずつ、課題に挑戦していくつもりである。
インターネットで、こうした資料を流してくださっている人に、本当に感謝している。有難うございます。