俳優の山本太郎さんが、太陽光発電の会社に就職したという。営業の仕事につくという。原発反対の運動を起こして、本気の行動を展開してきた彼の真骨頂の就職である。
まさに、その延長上の仕事についた。見事である。こうであって、はじめて行動家といえる。まるで維新のころの武士である。この生き方が、すがすがしくて気持ちいい。
仙谷氏が逆に、原発を再開しなけれは、日本は自殺するのも同じだと言っている。小生は仙谷氏も好ましく思っている。学生時代は、学生運動に身を投じていたこともあるという。
この相反する意見をどうすればいいのだろうか。原発についての技術進歩は、必ず見込めるかと言えば、それは現段階では何とも言えない。だが、可能性がないともいいきれない。
しかし、手をだしてはいけない技術であると考えるならば、山本氏の行動しかとりえない。さて、どうするのか。どうやら、人類はドイツのような選択はしないようである。とことん、のるかそるか、この技術を捨てない選択をしそうである。
ここでも、小生の感覚とは違う。小生は、過ちは改めるに憚ることなかれ、である。