空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

変化

2009年01月05日 08時11分41秒 | 思考試行
京都はやはり良かった。そして、新たな発見があった。小さな入り口から、その奥には、広い空間がある。マチヤを改造した昼定食の食堂、京都にしかない雰囲気、薄味の和風の家庭風料理である。伝統の実力がある。

目星をつけておいた細見美術館を目指して、ゆっくり歩いて行く。町は、歴史の積み重ねの重厚さと、現代の軽さ、合理性がみえる。

日常の生活の中に、こういうアクセントを入れることは、有効だと思う。あまりに日常生活に埋没すると、気分転換を図れず、煮詰まってしまう。面白みは、変化のなかにある。

個人的には、ちょっとしたこんな余裕があることは嬉しいが、たいへんな苦労を強いられる人びとが生まれている。この問題を通り過ぎるわけにはいかない。

年末の派遣切りを巡って、厚労省はついに自らの施設、講堂を提供することとなった。すぐ側の日比谷公園でテント村が作られ、それを無視することはできない情況に国が追い込まれたといえる。

新しい政策を出さなければならないこの時期に、動きがない。具体的になにをするのかを出してこない。じっさいの行動がみえない。

日本には憲法25条で、生存権を規定している。これを実行するときは今である。農業分野、介護の分野、いずれも人が少なくて困っている。それは、待遇があまりに悪くて生活が成立しないからと言われている。

しかし、いずれも必要な分野である。生活できるように制度を変える大胆な政策を打ち出すべきである。