------この映画、フレンチ・フィルム・ノワールって
書いてあるけど、これって少しおかしくない?
フィルム・ノワールって言葉、それ自体フランス語だよね。
「そうなんだよね。でもプレスに森直人さんという
映画ライターの人が解説してくれていて、なるほどねって思った。
それによると、もともと“フィルム・ノワール”というのは、
1940~50年代に登場したペシミスティックな
ハリウッドの犯罪スリラーを指すらしい。
ところがその命名が
フランスの映画週刊誌「レクラン・フランセ」だったことから、
このややこしさは始まってる.....と、こういうことのようなんだ」
-----ふうん、具体的にはどんな映画?
「いや、それが書いてない。
フレンチ・フィルム・ノワールの方は、たくさん例が挙げてあって、
こっちは有名な作品ばかりだから、ぼくでさえも知ってるけど....。
こんど調べてみるよ。
その頃のアメリカの犯罪映画ってハードボイルドのイメージの方が強いし」
-----ところでこの映画は?
「冒頭、現金輸送車が爆発と共に炎上するところから始まる。
で、次のシークエンスでは、一人の男が警備員がこの会社に入ってくる。
果たして、この男の目的は?....との謎を提示したまま映画は進んでいく」
-----それは最後まで分からないの?
「いや、途中で明らかにされる。
でも、その物語よりもこの映画の特徴は、
フレンチ・フィルム・ノワールというジャンルの復興にあるだろうね。
青色を基調とした映像の中にストイックな彼の日常が描かれていて、
確かに一つのスタイルを貫いてはいたね。
クライマックスの銃撃戦も、
照明弾を使ったアイデアでけっこう見せてくれたよ。
そうそう、ジオシティーズの『クラシック映画用語辞典』の
フィルムノワールの説明の中に、
“光と闇を対立させるロー・キー照明を効果的に使って
ミステリアスで退廃した雰囲気を作り出すライティング”
とあったけど、ここでは逆にハイ・キー効果をうまく利用してたね」
(byえいwithフォーン)
※青い青い度 人気blogランキングもよろしく}
☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
書いてあるけど、これって少しおかしくない?
フィルム・ノワールって言葉、それ自体フランス語だよね。
「そうなんだよね。でもプレスに森直人さんという
映画ライターの人が解説してくれていて、なるほどねって思った。
それによると、もともと“フィルム・ノワール”というのは、
1940~50年代に登場したペシミスティックな
ハリウッドの犯罪スリラーを指すらしい。
ところがその命名が
フランスの映画週刊誌「レクラン・フランセ」だったことから、
このややこしさは始まってる.....と、こういうことのようなんだ」
-----ふうん、具体的にはどんな映画?
「いや、それが書いてない。
フレンチ・フィルム・ノワールの方は、たくさん例が挙げてあって、
こっちは有名な作品ばかりだから、ぼくでさえも知ってるけど....。
こんど調べてみるよ。
その頃のアメリカの犯罪映画ってハードボイルドのイメージの方が強いし」
-----ところでこの映画は?
「冒頭、現金輸送車が爆発と共に炎上するところから始まる。
で、次のシークエンスでは、一人の男が警備員がこの会社に入ってくる。
果たして、この男の目的は?....との謎を提示したまま映画は進んでいく」
-----それは最後まで分からないの?
「いや、途中で明らかにされる。
でも、その物語よりもこの映画の特徴は、
フレンチ・フィルム・ノワールというジャンルの復興にあるだろうね。
青色を基調とした映像の中にストイックな彼の日常が描かれていて、
確かに一つのスタイルを貫いてはいたね。
クライマックスの銃撃戦も、
照明弾を使ったアイデアでけっこう見せてくれたよ。
そうそう、ジオシティーズの『クラシック映画用語辞典』の
フィルムノワールの説明の中に、
“光と闇を対立させるロー・キー照明を効果的に使って
ミステリアスで退廃した雰囲気を作り出すライティング”
とあったけど、ここでは逆にハイ・キー効果をうまく利用してたね」
(byえいwithフォーン)
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いくらフィルム・ノワールと言っても、
音楽がまったく違うので、
「クラシック」という香りはなかったかな。
また、ご覧になったら感想聞かせてください。
すみません。ノワール談。こちらを拝見する前の段階に書いたものですので・・・。あれはもちろん、えいさんのことではありませんので。
それにしても、えいさんは、たくさん見られていますよね~。感心というか驚きです。
ブログを書いていて思うのですが「書く内容がないな」と思うときはいつもこんな映画観なければよかったと後悔。でもあまりひどいことを書いてしまうと、どんな人が目にするかわかりませんのでそこはセーブ。かといって、酒の肴にしても誰も観ていない場合が多いので・・・複雑な気分です。
おっと、この映画でしたね。
意外と現金輸送車は頑丈に出来てるものだと感心した次第です。また警察でもないのに命をかけてまでお金を守るのはリンリ的に立派な行いだと思いました。
昔レジのバイトで「もし強盗が来たら全部お金を上げなさい」と店長に言われたことを思い出しました。
コメントありがとうございます。
「たくさん観ている」というのは、
たまたま、仕事柄そういうポジショニングにいるからだけの話で、
ブログを持ってられる方たちの中に、
非常に多くの作品を観てられる方たちが
こんなにもたくさんいらっしゃることを知り、
驚き、そして感心!
ほんとうに頭が下がります。
私の場合、「どんな映画にもどこか一つはいいところがある」を
観るときの基本にしているのと
「紹介であって批評ではない」と言うつもりで
ブログをやってますので、
中身にあまり自分がノれないときは、
このように周辺情報で固めて書いています。
それでもどうしても自分にとってダメなとき......
う~ん、最近ではブログに書かないようになりました。