ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『名探偵コナン 戦慄の楽譜<フルスコア>』

2008-04-20 22:30:54 | 新作映画
----やはり、今年もゴールデンウイークの
興収No.1はこの映画にニャるのかな。
「おそらくね。
ここまでくると、もう『寅さん』。
大枠はいつも同じ。
コナンたちが事件に巻き込まれ、
その謎を解く中で、
蘭の命が危険にさらされる。
それと絡みあうように
コナン、いや新一の蘭への思い、
そして前作に引き続き蘭と園子の友情が語られる」

----でも、毎回、
趣向を凝らしているみたいだけど…。
「うん。今回はクラシック。
実はこの『名探偵コナン』の原作には
クラシックをモチーフにしたものが多い。
作者がその方面に詳しいのかも。
そういう意味でも 、これは巧くハマっていたんじゃないかな。
パイプオルガン、『アヴェ・マリア』、『アメージング・グレイス』、
ストラディバリウス、そして絶対音感と、
クラシックが好きな人にはたまらないアイテムが
次々と出てくるよ」

----物語は、どういうものだっけ?
「高名な元ピアニストで
現在では日本有数のパイプオルガニスト・堂本一輝。
彼の主催する音楽アカデミーの教え子たちが
次々と殺されていく。
彼、堂本は近々、自分が作った音楽ホールの
こけら落としコンサートを開く予定。
しかし、魔の手はそこにも迫る!-----
まあ、ほんとうはもっと複雑だけど、
ざっと、こういう話だね」

----そうか、ミステリーだから
あんまり喋るわけにはいかないものね。
「それもあるけど、
今回は話が少々複雑すぎるんだ。
でも、ここまでやらないと
今のミステリー・ファンは納得しないのかな。
ぼくなんか最初の方で、少し人間関係が見えなくなって…。
でも、危機また危機のスリルが訪れるクライマックスにはまたもやゾクゾク。
あのテーマ曲にのってミステリーからアクションへと
一気になだれ込むこの快感は、
観た者でしかないと分からないだろうね。
そうそう、恒例の冒頭に行われるシチュエーション説明は、
いよいよもって長く詳しく…。
そしてそれにあわせるかのように、
テーマ曲もフルオーケストラで流れていたよ」


           (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「フォーンは、クラシック聞くと落ち着くニャ」もう寝る

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
園子 (たいむ)
2008-04-21 18:36:56
こんにちは。
まさか園子があそこでしゃしゃり出てくるとは思っていなかっただけに、意外なオチでした。
ウザイなんて意見もあるようですけれど、微笑ましい友情ですよね。

シャーロック・ホームズを考えれば、バイオリンは納得の行くアイテム。
やっぱり音楽モノは良いですね。
■たいむさん (えい)
2008-04-21 22:05:48
こんばんは。
ぼくはこのシリーズ、2本ほど見逃しているのですが、
園子はここ2本、前面に出てきましたね。

あの絶対音感と110番にはビックリしました。
そんなこと、ほんとうにできるのかな?
はじめまして。 (まさみ)
2008-05-16 19:50:55
こんばんは。
遅ればせながらTBさせていただきましたm(_)m

>あのテーマ曲にのってミステリーからアクションへと一気になだれ込むこの快感
これ、すっごく分かります~!
ちょっと心躍っちゃいますね(≧ω≦)
コナンのテーマ曲、大好きです(笑)

■まさみさん (えい)
2008-05-16 23:24:58
こんばんは。
ぼくもコナンと同じで(?)音痴なのですが、
この音楽(テーマ)は頭から焼きついて離れません。
オープニングの「背景説明」で流れるだけでワクワク。
本筋に入るのが待ち遠しいとともに、
もったいなくも感じてしまいます。
そう、もっとこの瞬間を味わっていたいと…。

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