(原題:I am Legend)
「いやあ、これほど予想を覆された映画は最近なかったね」
----えっ、どういうこと?
これってチャールトン・ヘストン主演の
『地球最後の男オメガマン』のリメイクと聞いていたけど…。
「う~ん。というよりも
リチャード・マシスンの原作『吸血鬼』の3度目の映画化。
吸血ウイルスによって死亡した人間が
その後、吸血鬼として甦る----。
原作は『ゾンビ』の原型みたいなモノだね。
今回のウィル・スミス版では人間が生み出したウィルスがその原因。
彼が演じる主人公ロバート・ネヴィルは
そんな中でただひとり生き残った最後の人間 」
-----あっ、それで『アイ・アム・レジェンド』。
でも“近未来に伝説となる”って、
どこかで聞いたような?
「『マッドマックス2』だね。
あれは最後の子供の目線で描かれていた。
今回もラストはそれに近いかも。
でも、設定自体は『28日後…』にソックリ。
誰もいないロンドンが、ここでは誰もいないニューヨークに。
ウイルスに感染した者たちが
凶暴化して生き残った人間に襲いかかるところも酷似している。
ただ、太陽の光に弱く、彼ら感染者の活動は夜だけ。
そこは原作の『吸血鬼』を継承している」
----ははあ。で、さっきの質問に戻るけど
何が予想を覆されたの?
「ランニングタイム。
お正月映画の大作でありながら、わずか1時間40分。
これは画期的(?)だ」
----でも、人間がひとりしか出てこないんでしょ?
だったら、そうなるのも仕方ないのでは…。
ロビンソン・クルーソーを観ているようなモノだもの。
「いやいや、もちろん他にも出てはくるよ。
彼ひとりになってしまった背景とか、
過去の状況も描くわけだからね。
そういえば、犬も出てきたなあ。
あれがいわばフライデー…」
---うう~ん。ニャんだか歯切れ悪いニャあ。
見どころを教えてよ。
「感染者“ダーク・シーカーズ”が
ネヴィルが隠れている家を探し当てて襲いかかるところかな。
監督がフランシス・ローレンス。
さすが『コンスタンティン』で地獄を描いただけのことはある。
彼らが大挙して壁をよじ登って現れるところなど、
まるで地獄の釜が開いたみたいだったね」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「『猿の惑星』に『オメガマン』……。
チャールトン・ヘストン主演のSFもこれで2本リメイク。
となると、次は『ソイレント・グリーン』かニャあ」
※う~ん。う~んだ度
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☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
※ちょっとCM。ドラマ仕立てです。(画像をクリックしたらスタート!)
「いやあ、これほど予想を覆された映画は最近なかったね」
----えっ、どういうこと?
これってチャールトン・ヘストン主演の
『地球最後の男オメガマン』のリメイクと聞いていたけど…。
「う~ん。というよりも
リチャード・マシスンの原作『吸血鬼』の3度目の映画化。
吸血ウイルスによって死亡した人間が
その後、吸血鬼として甦る----。
原作は『ゾンビ』の原型みたいなモノだね。
今回のウィル・スミス版では人間が生み出したウィルスがその原因。
彼が演じる主人公ロバート・ネヴィルは
そんな中でただひとり生き残った最後の人間 」
-----あっ、それで『アイ・アム・レジェンド』。
でも“近未来に伝説となる”って、
どこかで聞いたような?
「『マッドマックス2』だね。
あれは最後の子供の目線で描かれていた。
今回もラストはそれに近いかも。
でも、設定自体は『28日後…』にソックリ。
誰もいないロンドンが、ここでは誰もいないニューヨークに。
ウイルスに感染した者たちが
凶暴化して生き残った人間に襲いかかるところも酷似している。
ただ、太陽の光に弱く、彼ら感染者の活動は夜だけ。
そこは原作の『吸血鬼』を継承している」
----ははあ。で、さっきの質問に戻るけど
何が予想を覆されたの?
「ランニングタイム。
お正月映画の大作でありながら、わずか1時間40分。
これは画期的(?)だ」
----でも、人間がひとりしか出てこないんでしょ?
だったら、そうなるのも仕方ないのでは…。
ロビンソン・クルーソーを観ているようなモノだもの。
「いやいや、もちろん他にも出てはくるよ。
彼ひとりになってしまった背景とか、
過去の状況も描くわけだからね。
そういえば、犬も出てきたなあ。
あれがいわばフライデー…」
---うう~ん。ニャんだか歯切れ悪いニャあ。
見どころを教えてよ。
「感染者“ダーク・シーカーズ”が
ネヴィルが隠れている家を探し当てて襲いかかるところかな。
監督がフランシス・ローレンス。
さすが『コンスタンティン』で地獄を描いただけのことはある。
彼らが大挙して壁をよじ登って現れるところなど、
まるで地獄の釜が開いたみたいだったね」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「『猿の惑星』に『オメガマン』……。
チャールトン・ヘストン主演のSFもこれで2本リメイク。
となると、次は『ソイレント・グリーン』かニャあ」
※う~ん。う~んだ度
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☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
※ちょっとCM。ドラマ仕立てです。(画像をクリックしたらスタート!)
ぼくはこの映画は、正直言ってあまり肌に合わなかったのですが、
この、ゾンビの大群が押し寄せるところは目を見張りました。
本当に恐く、その後にまさかあのような結末が待ち構えているとは思わなかったのでビックリしました。
ただ、後味のいい映画ではなかったです。
3回目のリメイクは、ネビルの孤独を強調しているというだけあって、他の説明全くなしっていうところが、その孤独感を際立たせているように思いました。
ゾンビの大群は、まさに地獄の釜でしたね~
ノラネコさんのレビューには、いつもハッとさせられます。
感染者のリーダー≒ネビル
この構図を軸に観ると、
新しい解釈ができそうです。
価値観の逆転の代わりに、そこを押し出せば
この映画も、もっとオモシロくなったでしょうね。
ただ、作劇で一番面白かったのは、感染者側の男が実はネビルと似たもの同士という事だと思うんですよ。
そのあたりが結末にどう絡むのかと思っていたら、あっさりスルーされて「神様の計画」で片付けられたのはちょっとがっかりでした。
まあ十分楽しみましたけど、ちょっと物足りなさを感じました。
お久しぶりです。
『ソイレント・グリーン』もリメイクですか?
貴重な情報ありがとうございます。
だれが主人公を演じるんだろう?
チャールトン・ヘストンというと、
どうしてもシュワルツェネッガーを連想するのですが、
20年前ならともかく
いま、それはないでしょうね。
ダークシーカーズは、パワフルでしたね。
あの体ごとガラス戸にぶつけてくるシーンは、
さすがに肝を冷やしました。
なんというか、
お城の隠れ部屋に身を潜めているところを
敵兵たちに見つかる……
そんな怖さがありました。
その後どうなってるのか全然知りませんが…
あ、ごぶさたいたしております。
オリジナルの方も『28日後』の方も未見だから自分は面白く観れたのかも?ウィルスに感染したダークシーカーズも凄いパワフルに襲ってくるので、ネビルが追い詰められる度にドキドキものでしたねぇ♪それに彼らは驚かせ方も半端無かったので、自分も不意を突かれて何度肩をビクッ!!とさせたか分かりませんです・・(笑
無人の街になった課程を描いてくれると思いきや、
思いっきり省いていたのにビックリ。
そのため、彼ひとり、そしてサム一匹が
生き残った理由がよく分からず、
どうも中に深く入っていけませんでした。
時間はこれくらいの方が助かりますが、ちょっと気抜けした感じも…。
でもそれって
正月映画というと『キングコング』のように
飽きない<超大作>に慣れてしまっている自分がいけないのかも…。
お忙しそうですね。
最近、更新が滞っているような気がしましたが、
そういうことでしたか…。
ぼくは、胃にくる風邪でしばらくおかゆと林檎だけでした。
体には十分に気をつけてください。
ところでマイノリティってことはないんじゃないかな。
多くのブロガーさんたちの間で
好意的な評を見かけましたし…。
あのわんちゃんの存在がポイントですよね。
>わずか1時間40分。
これ以上だとダラダラするだけになりそうなので、良い頃合かと思いました。
潔い時間も結末も、私は結構気に入ってますw
今日は有給休暇を取ってTOHOシネマズデイにはしご鑑賞して来ました。ここ2週間くらい「そんな馬鹿な」ってくらいに仕事が忙しいので、スッキリすることができました。やっぱり趣味は大切ですね。
という前置きはいいのですが。お恥かしながらに私は本作を見て号泣してしまいました。
尺が短いというのも意外でしたけど、そんな展開に自分でもビックリしました。
サムの名場面の数々、忘れられないです。
ネコ派の人間とは言え、ワンちゃんの賢く忠実な姿には感動してしまいます。特に本作では、何だカンだでネビルが癒されていたことは間違いないし。
>う~ん。う~んだ度
それ程に魅せられなかったといったところでしょうか。私は結構気に入ったのですが、後で周囲に感想を求められたら何て説明していいのか迷います。
正月の本命ハリウッド大作が
この時間というのは驚き。
でも、その中身からして
長くしようがないですものね。
ウィル・スミスの一人芝居を延々観ることになってしまう(汗)。
でも観てて、怖くて仕方なかったので
あれ以上長かったら途中退場してたかも。。。です
これは間違えやすいタイトルですよね。
そういえば某編集部から
この映画の原稿依頼がきたときも
そのタイトルが『28週間後…』となっていましたっけ。(笑)
先ほどは失礼しました
TB先なぜか間違えてました
しかも、28週間後、、、かと思ってました
これ、言われるまで上映しても気づかないでみてたかも、、、(笑)
観たらまたおじゃましますー☆
いやあ、またまたケアレスミスをヤッテしまいました。
いつもありがとうございます。
さっそく直しておきます。
そうそう、でも『28週間後…』でなく『28週後…』です。
ほんとややこしいですね(汗)。
ぼくは、これを観て
チャールトン・ヘストン版が無性に観たくなりました。
こんにちは♪
わたしも観てきました~。
ダニーボイルの『28日後...』好きなんですが
設定似てましたよね。
えいさん本文中に書かれてる『28時間後...』は『28日後...』の間違いかな??
アメリカ同時公開なのであちらの批評は聞こえてこないけどいまいちなのかなぁ?やっぱり、
ウィルの演技のおかげとNYが舞台ということで普通に楽しめちゃいました。
えいさん『28週間後...』も観られたんですね☆
公開も決まったようで楽しみです♪
(監督ダニーボイルじゃないし、続編だから期待しないで観ます)