『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド＆パール ギラティナと氷空（そら）の花束 シェイミ』

----あれれ、2日続けてアニメやっちゃうの？
「うん。今回のポケモンは
なかなかオモシロかったからね」
----へぇ～っ。
確か“反転世界”とかいうのが出てくるんでしょ？
「そう、そこは鏡のような幻想的な世界で、
重力までもおかしくなっている。
そのためそこに迷い込んだサトシたちの動きが急に遅くなったり、
気がつくと上下が逆さまになっていたり…。
しかも今回は、それだけではなく
フィヨルドの海や、氷河が出てくる。
そこで湯山邦彦監督らスタッフは
ノルウェー・スカンジナビア半島へ取材を敢行したらしい」
----へぇ～っ。
それってヒット・シリーズだから許される贅沢だよニャあ。
「そうだね。
ヒットしているのは確か。
今回の劇場入場者プレゼントは
なんと全国先着400万名！
400万名だよ！」
----そ、それはスゴい！
実際はそれ以上の人が来るってことだよね。
「そういうこと。
しかも前作
『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ』に引き続き
劇場では幻のポケモンのDSソフト用プレゼント付きだ。
映画とゲームの連携もここまでくると感動的だね。
一昔前では、とても考えられない」
----幻のポケモン？今回はシェイミだね？
「うん。シェイミというのは
花束のような愛らしいポケモン。
テレパシーを使って人間と会話ができる。
ところがその愛らしい姿の影に
あるとてつもないパワーが秘められている。
それは反転世界と現実世界の間をつなぐホールさえもあけてしまうんだ」
----へぇ～っ。また前作に続いて時空の物語ニャンだ。
「そういうこと。
ディアルガとバルキアの戦いで時空が歪み、
ギラティナだけが棲むこの反転世界は
黒い霧に覆いつくされてしまう。
怒ったギラティナはディアルガを見つけ出し、
反転世界へ引きずり込もうとするが、
逆に自分がこの反転世界から出られなくなってしまう」
----そうか、その鍵を握るのがシェイミ。
「そういうこと。
そこに、この反転世界を乗っ取ろうとしている
謎の青年ゼロの思惑も絡み、
現実世界と反転世界の二つで大バトルが繰り広げられる----
ざっと、こういうお話だね」
----ふうん。でもだれもいない反転世界なんか
乗っ取っても意味あるの？
ギラティアしかいないんでしょ？
「実は反転世界で怒った出来事は
現実世界に影響を及ぼすんだ。
そこでゼロは反転世界を操ることで
現実世界を支配しようとするんだ」
----ニャるほど。それは大スペクタクルが期待できそうだ。
「うん。氷河が動き出して
地上に押し寄せ、
それを阻止するべくレジギガスなる巨大ポケモンが活躍。
一方、
ゼロが乗る母艦メガリバの造型などメカの方も見応え十分。
ギラティナを捕捉するシーンなんか
実によく考えられているよ」
----へぇ～っ。大絶賛だね。
「今年は宮崎アニメが同日公開。
前作が07年公開日本映画興行収入第2位ということもあり、
湯山監督も、より力が入ったんじゃないかな。
オープニングのナレーションも、いつも以上に丁寧だしね」

　　　　　　　　　　　（byえいwithフォーン）

フォーンの一言「ニャースも人間と会話するニャ」


※シェイミはフォルムチェンジする度

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