(原題:You‘re Next)
----これまた怖そうな映画だニャ。
「うん。その想像は
ピタリ当たっている。
なにせ血まみれのゴアムービー。
痛いの、なんのって…」
----よく目を開けていられたニャ。
「う~ん。
もう慣れてきたのかなあ。
それとも監督(アダム・ウィンガード)の演出が巧くって、
そっちの方は、あまり気にならなかったのかも…」
----ん、どういうこと?
「だって、これって
ほんとありきたりの映画。
両親の結婚35周年を祝うために
子どもたちとそのパートナー、
計10名が集まるんだけど、
そこに突如、キツネ、ヒツジ、トラなどのアニマルマスク集団が現れ、
クロスボウの矢でひとりずつ殺していくという話」
----それは確かにありふれているニャ。
10名の中に手引きしている者がいるっていうのも読めちゃう。
でも、チラシとかには
「アニマルマスク集団も、そして家族すらも
予期しなかった結末へと進んでいく」とあるみたいだけど…。
「そこなんだよ。
あるひとりの女性(シャー二・ヴィンソン)が
突然、“大反撃”を始めるんだ。
最初のひとりをやっつけるときなんて、
これでもかとばかりに頭を打ち続ける。
相手の顔の判別もつかなくなるほど。
それを見て、ぼくはこれってサイコ系?って…。
さて、なぜこの女性はそんなに強いのか?
その理由がふるっている。
実は彼女は“サバイバルキャンプ”で育っていた…」
----ぷっ。そんニャのあり。
いくらオモシロくするためとは言え、
無理すぎニャい?
「冷静に考えたらね。
ところがこの映画、
アニマルマスク集団の襲撃がひとときも休むことなく続くものだから、
『助かるためには、とにかく彼女に頼るしかない』と、こうなっちゃう」
----つまり、この映画の軸は
そのサバイバルキャンプ育ちの
スーパーウーマンの“働き”ということだニャ。
「そういうこと。
外からの侵入を防ぐため
窓の内側には釘を打ち付け板を、、
そして入り口のドアには斧を…
というようにブービートラップを仕掛けて回る。
そんな中、ぼくがもっとも感心したのは、
彼女が最後のひとりをやっつけるとき。
不利な体勢からナイフを突き立てやすいように
握りをサッと変えること」
----へぇ~っ。ディテールもしっかりしてるんだ。
「そういうことだね。
あと、伏線の張り方。
ブービートラップに誰も引っ掛かることなくそのままというのじゃ、
映画として宙ぶらりん。
というわけでこれも見事にラストで回収。
しかも笑いを取る形でね。
それと注目してほしいのが、
原題でもある『You‘re Next』。
途中、この言葉は血文字の形で何度も登場。
そして最後の最後に…。
と、これだけ見どころが豊富だったら、
ぼくの苦手な、血がどば~っも、痛覚刺激も
映画を構成するために欠かせない一要因として
自然に受け入れてしまう。
さっき、演出が巧いと言ったのは
こういうことなんだ」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「ほんとかニャ。ちょっと誉めすぎじゃニャいのかニャ」
「" style="line-height:160%;">「" style="line-height:160%;">※この邦題は裏切らない度
こちらのお花屋さんもよろしく。
こちらは噂のtwitter。
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----これまた怖そうな映画だニャ。
「うん。その想像は
ピタリ当たっている。
なにせ血まみれのゴアムービー。
痛いの、なんのって…」
----よく目を開けていられたニャ。
「う~ん。
もう慣れてきたのかなあ。
それとも監督(アダム・ウィンガード)の演出が巧くって、
そっちの方は、あまり気にならなかったのかも…」
----ん、どういうこと?
「だって、これって
ほんとありきたりの映画。
両親の結婚35周年を祝うために
子どもたちとそのパートナー、
計10名が集まるんだけど、
そこに突如、キツネ、ヒツジ、トラなどのアニマルマスク集団が現れ、
クロスボウの矢でひとりずつ殺していくという話」
----それは確かにありふれているニャ。
10名の中に手引きしている者がいるっていうのも読めちゃう。
でも、チラシとかには
「アニマルマスク集団も、そして家族すらも
予期しなかった結末へと進んでいく」とあるみたいだけど…。
「そこなんだよ。
あるひとりの女性(シャー二・ヴィンソン)が
突然、“大反撃”を始めるんだ。
最初のひとりをやっつけるときなんて、
これでもかとばかりに頭を打ち続ける。
相手の顔の判別もつかなくなるほど。
それを見て、ぼくはこれってサイコ系?って…。
さて、なぜこの女性はそんなに強いのか?
その理由がふるっている。
実は彼女は“サバイバルキャンプ”で育っていた…」
----ぷっ。そんニャのあり。
いくらオモシロくするためとは言え、
無理すぎニャい?
「冷静に考えたらね。
ところがこの映画、
アニマルマスク集団の襲撃がひとときも休むことなく続くものだから、
『助かるためには、とにかく彼女に頼るしかない』と、こうなっちゃう」
----つまり、この映画の軸は
そのサバイバルキャンプ育ちの
スーパーウーマンの“働き”ということだニャ。
「そういうこと。
外からの侵入を防ぐため
窓の内側には釘を打ち付け板を、、
そして入り口のドアには斧を…
というようにブービートラップを仕掛けて回る。
そんな中、ぼくがもっとも感心したのは、
彼女が最後のひとりをやっつけるとき。
不利な体勢からナイフを突き立てやすいように
握りをサッと変えること」
----へぇ~っ。ディテールもしっかりしてるんだ。
「そういうことだね。
あと、伏線の張り方。
ブービートラップに誰も引っ掛かることなくそのままというのじゃ、
映画として宙ぶらりん。
というわけでこれも見事にラストで回収。
しかも笑いを取る形でね。
それと注目してほしいのが、
原題でもある『You‘re Next』。
途中、この言葉は血文字の形で何度も登場。
そして最後の最後に…。
と、これだけ見どころが豊富だったら、
ぼくの苦手な、血がどば~っも、痛覚刺激も
映画を構成するために欠かせない一要因として
自然に受け入れてしまう。
さっき、演出が巧いと言ったのは
こういうことなんだ」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「ほんとかニャ。ちょっと誉めすぎじゃニャいのかニャ」
「" style="line-height:160%;">「" style="line-height:160%;">※この邦題は裏切らない度
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