ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

西国三十三所 播磨の一乗寺

2019年09月03日 20時50分18秒 | ウォーキング

ただいま涸沢を旅行中です。
予約でブログをアップしています。

ーーーーーーー

西国三十三所ももう20ヵ所を回った。

前回は長年一緒に遊んできた
最後にエックストレイルで行った長旅
京都の六角堂と革堂を回る旅でした。

そして今回の旅はというと、
新たな遊び車である「RAV4」での
初のお参りということで、
兵庫県の遠方のお寺である
第26番札所の一乗寺へと
行くことにしたのだ。

では車に乗って向かいましょう。

道は阪神高速から中国自動車道、
山陽自動車道と抜けていくコースです。

大阪市内を抜けていくと、
途中「兵庫県に入りました」
「大阪府に入りました」
「兵庫県に入りました」と
ナビが叫んできます。

エックストレイルの時はこんな叫びは
なかったのになあ、
この車にはそんな機能が付いています。
少しうるさいなあ。

昔、ナビの車に乗りかけたころ
高速道路に入ったらとても無口だった
なあなんて思い出します。
特に、いまネットにつながっているので
「今日は何とかの日です。
時折雨がふる模様ですから
傘を忘れずに」とか
「絶好のお天気ですねえ」などと
しゃべったりするんだよねえ。

中国道に入る時も細かい指示がありますね。
そこを左に曲がったら
すぐに右に行きますが、
合流がありますので注意してください、
みたいなセリフが出てきます。
いろいろと車も大変ですねえ。

やがて山陽道に入って
加古川北から出てゆきます。
ここからはもうナビの指示通りに
進んでいきます。

まわりがかなり山の中のような
感じになったところが、
法華山一乗寺です。

天台宗のお寺ですねえ。
孝徳天皇の病が平癒したことにより
金堂が創建されたお寺です。
開基は法道仙人といわれています。

それにしてもここは静かなところですねえ。
車を降りても鳥の声もあまりなく、
風が樹木の葉っぱを鳴らしている音が
聞こえるだけで、この世に自分一人が
いるだけのようなそんな感じがしてきます。

駐車場から入り口に向かいますと、
こんな石が建っています。



お寺へはこの先の石段を
ずっと登っていくことになります。



ここは重要な遺産が多いところです。
石段を上っていくと左手に



三重塔が見えてきます。
これが、平安末期の建築で
日本でも10番以内に入る
古塔なんだそうです。



これが国宝です。



建物をよく見ると、
三重塔が上へ行くほど小さくなるという
昔の様相を呈しています。
まあそれほどこれは高いんだよ
という昔の思惑が
そこにあるのかもしれません。

それにここの瓦は、
承安4年8月4日の銘があって、
845年前のもので銘のある瓦としては
日本最古なんだそうです。



ここはこの国宝のほか、
聖徳太子及天台高僧像などの国宝もあるし、
護法堂、弁天堂や鐘楼などの
重要文化財も多い施設として有名です。





本尊は聖観世音菩薩。

本堂でお参りし、納経してもらいましょう。

納経するのは300円ですが、
ここまで車で高速を飛ばして走って、
入山料を払ったうえでの納経です。
いやあなかなか経費のかかった
納経帳になりますよねえ。
あ、しかも賽銭は5円玉で2枚でした。
ありがたや、ありがたや、です。

このあと裏山にある賽の河原も
エッチラ登って訪ねてきましたよ。



静謐な山の中は広い祈りの空間でした。

帰りは時間もあったので、
高速に乗らずに一般道を
走って帰りました。
そしたらまあ遠いこと。
国道2号線を延々と走りましたねえ。
新車だから快適ですけどね。

これで三十三所も21寺です。
いやあ、ありがたい。
あと12寺でdoironも
仙人になれるのかあ。
でもねえこれからは遠い所が
結構残っているんですよねえ。
日帰りじゃしんどいかもねえ。

道の駅宿泊とか高速道路SA泊とかしたり、
安い旅館を見つけて
泊まったりしながら
ぼちぼちためていきましょうかね。

――――――― 

このお寺は本当に静かなお寺でした。
御詠歌はこうです。

「春は花 夏は橘秋は菊 いつも妙なる法の華山」

合掌



最新の画像もっと見る

コメントを投稿