ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

鈴鹿おろしの中を2

2019年01月24日 21時15分29秒 | ウォーキング

「鈴鹿市」の地域名については、
定説はありません。

壬申の乱のとき吉野から
美濃へ向かっていた大海人皇子
(後の天武天皇)が、増水した川を
渡る折に鹿に鈴をつけて
渡ったという伝説があったり、
現在では、篶竹(すずたけ)の
生育地からきているというのが
有力視されているそうだ。

まあいくつか説があるわけだから、
昔からの地域であるのは間違いない。
ではどんな町なんだろうと
予習をしていると、
そんな鈴鹿市のキッチコピーが

「さぁ、きっともっと鈴鹿。
海あり、山あり、匠の技あり」
という言葉だった。

ああどんな景色があって、
どんな匠の技があるのでしょう。
あるいてわかる範囲で
鈴鹿を眺めていきましょう。

しかし、それにしてもこの日は寒かった。

冷たい風が吹きわたっていましたよ。
庁舎内でトイレを済ませて、
玄関口で大黒屋光太夫の銅像に
挨拶していきましょう。

彼は鈴鹿の港で船頭をやっていましたが、
船が漂流しロシアに流され、
のちに帰ってきました。

なので外国の言葉もわかるので
異国見聞者として活躍したそうだ。

ああ、doironもいつも異国見聞者。
鈴鹿の町を見聞しに歩き始めましょう。

これが鈴鹿市役所。



なかなか立派な庁舎ですねえ。
まずは、ここから近鉄の
鈴鹿駅を目指しましょう。

庁舎の受付で場所を聞いて
その方角に歩き始めます。

あ、庁舎の庭に水素ガス充填所がありますよ。
ホンダの名前が書かれていますね。



一時水素を燃料とする車の
開発が進みましたが、
どうも次世代エネルギーの車としては
やはり電気が増えましたねえ。

ゴーンさんのせいですかねえ。
今日はここから南の
鈴鹿サーキットに向かって歩いていくのですが、
まずは北向いて駅を見に行きましょう。

街中をてくてく歩きながら
前の方に線路が見えてきましたよ。

ここが近鉄の鈴鹿駅です。



立派なビルですがあまり人通りは
ありませんねえ。

切符売り場を見てみると、



大阪阿部野橋で運賃だけで2010円、
まだこれに特急券も必要ですよねえ。
いやあ、便乗できてありがたいものです。

では、ここから南向いて
進んでいきましょう。



え~、ここもマンホールカードを
出しているのですが、
配布場所がよくわかりません。

こんなカードです。



庁舎内には下水関係部署も
ありませんでしたので、
別のところで配布でしょう。

写真だけ取っておきました。
鈴鹿の山々から川が流れ
伊勢湾にそそぐというデザインですねえ。



市役所横の県道はなんと
伊勢街道と呼ばれています。

あの伊勢神宮に参る参道ですねえ。

大阪の人たちは
「ええじゃないか、ええじゃないか」
と叫びながら伊勢に向かったそうです。

ここは何か叫んでたのかなあ。
「えりゃあええじゃないか」
なんてねえ。

その伊勢街道と県道54号と
裁判所前で交差します。
その交差点のところには
鎌倉権五郎の塚があるはずです。



う~ん、しかし初めて聞く名前ですねえ。
昔は歴史の授業とかで
習ったのかなあ。
あのころからこういうことに
興味があったら、
きっと楽しかったんでしょうねえ。

この鎌倉氏は昔の合戦時に
目を射抜かれたんだそうだ。
矢が首まで達したらしい。
それを抜こうとした人が
顔を踏んで力を籠めたら、
武士の顔を足で踏むとは
「失礼な」と怒ったんだそうだ。

でもねえ右目を貫いて首まで
矢が刺さってるなんて
よく生きていたものですねえ。

でもまあ彼のそんな話は
目を病む人にとって
効験があったそうだ。

その鎌倉氏の塚がここにあるという。

広場に入っていくと、
奥の方に石段の上に組まれた塚がある。



ここには何も書いたものが
なかったのでこれがそうかなあ
と思って写真を撮ったのですが、
実はその前にある石が
彼の塚だったそうです。



これがそうです。

続く


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