上田に泊まり、息子の結婚相手の両親と
無事に初顔合わせをすました翌日は、
長野市にある結婚式場へ
doiron夫婦の服の衣装合わせに出かけました。
新郎の父親はモーニング、
母は留袖を切るので
その服を借りるための衣装合わせです。
モデルはdoironではありません
この日式場へ入るのは午前10時です。
上田から長野だと車で
40分くらいでつくようです。
だからそれまでゆっくりしてから
出かけましょう・・・となるはずもなく、
早めにホテルを出て長野市内の
善光寺へと出かけることにしました。
西国三十三カ所のいわゆる
番外札所のようなところです。
「遠くとも一度は詣れ善光寺」
「牛にひかれて善光寺参り」
とか慣用句でいわれている
長野の名刹であります。
裏口の方にある駐車場に車をとめて
歩いて入っていきます。
ここには「迷子郵便供養塔」
というのもありますね。
どんな郵便でしょうか。
宛名が変で、差出人もしっかり
書かれていない郵便かなあ。
それはまた悲しい郵便ですね。
供養しておきましょう。
善光寺はこれまで3回来たことがあります。
1回は北アの山の帰り、
2回目は親子で来たことがあります。
そして3回目は息子の入学の時です。
で今回が4回目。
中に入っていきますと、
これが国宝の本堂ですな。
ここには真っ暗けの回遊路も
中にはあるそうです。
親子で来た時には
そこを回ったような記憶があります。
そしてこれが山門ですね。
ここまで延々と歩いて回ってきた人の
わらじなんかが昔から
干されてあったのでしょうねえ。
四国のお寺にもいっぱい
ぶら下がっていたなあ。
そしてその外にはみやげもの屋や
食堂が並びます。
かつては賑やかなところだったのでしょうねえ。
ここですこしお土産でも
買っておきましょうか。
doironは、この地方の名物のひとつである
八幡屋の唐辛子を購入しました。
とまあそうして善光寺のあたりを
うろうろしていますと、おっ
もうあっという間に
衣装合わせの時間が近づいてきました。
まあ、この善光寺辺りは
これから孫ができたりすると
なんども来ることになるでしょうから、
今日はこの辺にしときましょう。
では結婚式場であります
長野駅前のホテルへと向かいます。
さあて、息子が結婚式場に
選んだのはどんなところかなあ。
ナビに連れられて行ってみますと、
ふむふむまあ息子らしく
それなりの所を選んでいるようです。
でもまあ結局地元の彼女の
意見が多いんでしょうけどね。
そこでモーニングの衣装合わせですが、
ミセスの留袖もあわせて
15分くらいで終わってしまいました。
まあ、それまでには着れなくなるほど
ダイエットでやせることはないでしょう
(実際そうでしたが)。
着替えて、モデル用に撮影会とか
握手会とかあったら時間かかるだろうなあ
と思っていたら、着替えをちょろっとしただけで
こんなに早く用事が住んでしまいました。
時間がもったいなくて仕方ないですねえ。
え~っと、ここまできたから
行っておこうというところは
ないだろうかと地図を見ていたら、
意外に群馬の方も近い
ということがわかりました。
ということは、前から行きたいなあ
と思っていたけど遠いなあと
躊躇していた場所が一つあります。
そこへ出かけてみることにしましょう。
それは、「星野富弘美術館」です。
仕事を辞めて、ハードな
ワーキングスケジュールから解放されてから、
ひょんなことで始めた絵手紙風の趣味に
はまり込んでしまいました。
そんな趣味の絵手紙に会う一人の作品が
この人の詩画集でした。
運動選手が事故で頚髄を損傷して
手足が動かないと自由を失い、
口に筆を加えて絵を描くところから
始めた人です。
最初はつたない絵でしたが、
いまはもう見事な絵を描いてはります。
そこに添えられた言葉も
心を動かすもので、すごい人だなあ
と思います。
その人の作品を展示する美術館が
群馬にあるというので、
長野からだと近いので、
ではこの際だからと
行ってみることにしたのです。
続く
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