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ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

鳥たちの忙しい季節

2008年05月31日 23時07分37秒 | 自然

今日、腕にフンを落とされたので
プールから帰ってから
近所の野鳥を観察して回った。
わしにフンを落としたやつは
どいつじゃー。

家の近所を歩いていると
最近はツバメがいっぱい飛び交っている。
我が家の周りのような古い旧家の多い田舎では
巣はたいてい
大きな家の門屋などに作られていることが多い。
ツバメもわかるんやろねえ、
「寄らば大樹の陰」ではないけれど
やっぱり大きな家が安心なんかな。
ツバメが巣を作る家には
火事は起こらない
なんていわれているよなあ。
以前取材したときに
家の人は
今年も来たかあという
ほっとした気持ちと
家が汚れるなあという
気持ちが入り混じった
複雑な気持ちらしい。
そんな家に、今年も
「頭上注意」の張り紙が
掲示されている。
そんなツバメにとって今は
巣作り、子育ての季節なんやろねえ。
すでに雛がかえった巣では
近くを親ツバメが通り過ぎると
小さなヒナたちが顔を上げて
いっせいに口を開ける。
ツバメは穀物は食べない。
もっぱら害虫と言われる虫たちを
食するので益鳥の代表格だ。
きっと外ランの邪魔者
蚊柱も彼らにはご馳走の山なんやろねえ。
樹々につき始めた毛虫を
捕まえているかもしれないしな。
雨上がりの町を
スーッと低く飛びすぎる
ツバメたちの姿は
ほんと、この季節の風物詩だ。

街中を抜けて
田んぼの中の田舎道を
歩いているときに
人間を威嚇するように
攻撃を加えようと迫ってくる鳥がいる。

ケリ

これは田んぼや畑をテリトリーとしており、
おこされた畝などに巣をつくり
子育てするためにエサをあさっている。
そんな巣の近くに近づくと、
「キキキキーっ」と
ママちゃりブレーキのような
声で鳴きながら
威嚇してくるやつ。
そんなに大きくもないくせに、
なかなか気が強く
生意気な鳥だ。

ちょうど今頃は
ムクドリくらいに大きくなった
ヒナを育てるために
えさの調達に
大忙しだ。
先日、エイの帰り道。
すっかり夜だというのに
畑で鳴きまくっていたなあ。
一晩中あれなら、近所の人はたまらんじゃろな。
この、「ケリ」
昔は、あまり見かけなかった鳥のような
気がするが、最近はほんとに
よく見かける。
これも温暖化の影響かなあ。

街中に戻ると
もう一種目立つのが

カラス

近所の神社のクスノキの
高~い梢に巣を作っており。
毎早朝、我が家の前の電柱の先っぽで
「アホー、アホー」と鳴きよる。
あるとき
近所の幼馴染が
地面でゴミをつついているカラスに
石を投げたら、
それ以来、そいつめがけて
カラスがフン攻撃を仕掛けてくるらしい。
そして、数日後
油断しているときに
頭に、ひとかたまりの
爆弾を落とされたとのこと。
まさに

カラスター爆弾

ちなみに彼とカラスの
戦争は今も続いているらしいわい。

わしみたいに
腕に落とされたくらいましなほうやね。
どちらかと言えば
親父がえさを撒いたり
庭木にみかんを置いたりしているから
その身内として
感謝こそされ
鳥の恨みを買うような
覚えは一切ない。
もしかして、

ウレフン

ま、そういうことにしておこう。
そんな爆弾を落とした犯人は
そのとき聞いた鳴き声から推察するに、きっと


ムクドリ

なにはともあれ
町の鳥たちには新しく
そして忙しい季節の到来です。


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