ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

熊野古道 聖域の鼓動 4

2016年02月28日 20時56分30秒 | ウォーキング

6番の道標や



夫婦地蔵を眺めながら歩き続けていると、



ようやく民家が見えてきました。



滝尻以降初めての民家ですねえ。
せっかくの民家です。
地元の人たちとは仲良くしておきましょう。



こういうナイスバディのお姉さんとも
知り合いました。



あれ~?なんかこういう場面が多いですねえ。



熊野古道を歩く人たちに、
安らぎをということでしょうか。



そういえば、あの萩のレースコースにあった
生首だけの人形はどうなっているんでしょうかねえ。



なおも進んでいきますと、
こんなハイカラな注意書きのついた、
立派な畑地が見えてきました。



そこにいた、畑のおじさんに
ちょっと取材をしてみましょう。

「えくすきゅーずみ」・・・ではなく

「すみませーん。電柵はイノシシ予防ですか?」

ときくと、答えてくれました。

「イノシシもいるけど、シカもいるなあ。
そして一番厄介なのがサル」なんだそうだ。

あいつが一番参るんだよねえ、
と嘆いてはりました。

イノシシのえさとりの跡は
道のわきにこれまで何カ所か見かけたけど、
さすがに歩いている途中で
サルは見なかったなあ。

さて、これが高原熊野神社にある参道の入口。



今は右の坂道を下ってきましたが。
古来の「熊野古道」は
この左から出てくる道なんだそうです。



これが、中辺路の古道に現存する
最古の神社建築の本殿(1394年)。



そして本殿左横のスタンプの
後ろにあるクスノキが
樹齢800年だそうだ。



中の休憩所を除くと、
おお~ここには樹齢70年くらいの
男性が座っていたので驚きでした。



しっかりとお参りして、
外に出ますと、ロウバイの前に道標が・・・
もう春間近ですねえ。



で、歩いていきますと
「霧の里無料休憩所」が見えてきました。



ここには大きな駐車場もあって
眺めがよろしい。

こんな感じで、
棚田や風車が視線に入り、



地方での人々の暮らしの様子がよくわかる。

ここにはよく霧が立ち込めて
神秘的な景色になるそうです。

そんな光景を眺めながら
多くの旧宿がありました。





熊野古道の主要な地点だったんですねえ。

時間を見ますと
もうお昼をかなり回っています。
ここで昼食にしましょう。

今日は久しぶりにアルコンを使って、



中華そばとおにぎりです。



うう~うまそうだと思っていたら、
知らぬ間に猫が近づいてきておりました。



足元から昼食をじっと見上げています。

え~っと、これは上げられないからね
というと、とことこ去っていき
悲しそうに遠くの景色を
眺めていましたとさ。



この高原の里は和歌山県の
「朝日夕陽100選」の一つだそうです。



早く夕陽沈まないかなあ~
と猫がささやいているようでした。

さあ、またここから街を抜けたら
人家も何もない山道が続きますので、
お茶を確保しさあ、



こんな標識に沿って歩き始めましょう。

ここから本日の目的地まで
やく3時間と記載されています。

民家裏のこんな急勾配というか、
半ば崖のような道をのぼっていきます。



途中いくつもの旧旅籠の跡を通ります。

あ、これが山の水を集める
水道タンクでしょうか。



この辺りは水がおいしいそうです。

先日、近所のスーパーに行ったときに、
こんな水を打っていたので、
日常生活の水分補給に買っておきました。



おかげで近頃毎日、
熊野の水に触れております。



さて胸突き八丁のこんな急な道
をのぼっていくと、
こんな喫茶店がありました。



朝日新聞の記事によりますと、
神奈川県から移住してきた人が
店を開いてはり、
一度寄ってみたいのですが、
この日はちょっと時間帯がタイトなので
パスしました。

最近はこういう移住希望者が
増えてきているそうですが、
水のこと生活のことを考えたら、
なかなか厳しいものがあるのだ
と書いてあったのを思い出しつつ
続く。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿