昼食も済んでお腹もいっぱいになったので、
では巡礼に巡りましょう。
食後にバス席でうとうとしながらも、
SAから一時間くらいで
一つ目のお寺である
36番「青龍寺」に到着します。
前回書いたように、
この寺の名前は空海さんが
中国で修業したのと同じ名前のお寺です。
今回のツアーの中では、
坂道歩きが一番きついお寺だそうです。
で、このいわれある名前の寺の
見どころの一つが“滝”なんだそうです。
ちょっと急なのぼりの階段を
歩いていくと途中にありました。
前もって資料で見ていたのよりは
滝の水量が少ないですが、
何となくパワースポット的な斜面に
きれいな水が流れています。
ああ今回はこれを絵にしましょう
と写真をいっぱいとってきました。
これが、その滝の絵です。
四国詣の絵の中で滝を絵にしたのは、
64番前神寺以来ですね。
さあではここからもう少し
階段をのぼって本堂の方へと
上がっていきましょう。
食後の運動ですから
ちょっと汗が出そうになりましたね。
まずは本堂にお参りです。
そうそうこの日は、doironらが
エントリーをしている会社で、
同じコースを3組がお参りをしています。
出発地が違うので到着時間に
少し差が出るようなのですが、
我らがその3組の中では最も早く
ここについています。
ですが、どうも添乗員の情報では
すぐ近くに別の班がもう来ている
とのことなので、
現地でのお参りが混乱しないように、
我らの班は大師堂も先にお参りして、
お経を顔の向きを変えながら
二回続けて行うという方法で行いました。
この大師堂お参りの時に、
今回初めて書いてきた
写経を奉納しました。
こういう箱があるので、
しずしずといれておきます。
ありがたや、ありがたや。
そして賽銭、納札も入れて
お参りは終わり。
ここから仏前勤行次第が、
本堂と大師堂の分の二つが続きます。
このツアーも9回目となると、
テキストを手に持たずに
暗記で勤行を続けている人も
1割くらいおられるようになってきました。
写経の手続きも経験したので、
今度は般若心経を含む勤行も
暗記したいものです。
NHKの大河ドラマで
主人公の柴咲コウは
お経を唱えるシーンがあるので、
車の中でずっと聞いてた
と言ってたのを聞いて、
ああ自分と同じだと笑ってしまいましたね。
彼女はどこまで覚えたのか知りませんが、
ぼくはあと般若心経四分の三くらいを
覚えねばなりません。
ところどころ記憶を確認しながら
進めていきます。
本堂分を終え
そして大師堂に向かって
勤行が終わりかけたころに
事件が起こりました。
一人の高齢者がどうも動きが変なのです。
横にいてる女の人も気にしているのですが、
もう今にも倒れそうなのです。
これはいけないと思いましたが、
途中でお経を止めてはいけないと
後ろに近づき、
後部のベルトあたりに手を近づけて備えていました。
そしてすべてが終わったころに、
ついにその人の膝が
折れ曲がりそうになったのです。
みんなであわてて体を支え、
どうしましたかあと声をかけましたが、
もう目が回っているような状態が
たびたび訪れます。
幸いツアーの中に元看護士さんが
いてはったので、
とりあえず座らせることに成功しました。
首Dさんがたまに経験する
「低血糖かなあ」と思いましたが、
まだ先ほど食事をしたばかりなので
それはないでしょう。
本人は時々意識を取り戻したように、
たまにこんなことがあるねん
といってましたが、
これはもうまずいだろうということで、
救急車を呼ぼうと話し始めました。
でもねえ、問題はいかんせん急だった石段を
どうやって下すということで、
はてさてどうしたものかと
添乗員もおろおろしてました。
続く
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