ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

ドジ旅日記岩石風化の陰謀4

2017年11月26日 22時12分11秒 | ウォーキング

林道終点から下界を眺めてみますと
何か大きな施設が見えていますねえ。



あれはなんと競馬の
栗東トレーニングセンターです。
うわー、あのディープインパクトとか
キタサンブラックとかも
あそこにいるんでしょうねえ。

施設見学とかできるのかなあ。
行ってみたいですねえ。

最近は競馬会の陰謀に
騙されてばかりですからねえ。
何とかなりませんかねえ、
と思っていましたら
この駐車場の奥に
「馬頭観音」がありますので



お参りしておきましょう。



行きますと、観音堂の周りには
馬の形をした絵馬が
いっぱいぶら下がってますよ。



大野神社も熱心な人が多いでしょうけど、
この馬頭観音も下に
栗東トレセンが見渡せれる場所なので
きっと信者は多いはずです。

doironもしっかりお参りしておきましょう。

「競馬会の陰謀に打ち勝てますように」。

そのうち陰謀との闘いの相手は
「GⅠ競馬の陰謀」にしますかねえ。
まあとにかく頑張りましょう。

さて、ドジ旅もいよいよ
ここから戦闘地へと入っていきます。

ここがその登山道への入り口です。



そこには、コールポイントの
説明が張ってありました。



これによって場所を特定しやすく
するためのものです。
携帯のバッテリー容量を
考え無駄な通話は控えてください。
などの注意事項が
書いてありましたが、
さすがに友が島の時のように
ポケモンGOの注意事項などは
ありませんねえ。

そしてもう一つの看板が、
「ここは皆さんの森林「国有林」です。」
というもの。
はいはいわかりました。



ん?その下に何か紙が貼ってありますよ。



読んでみますと、
ここの山は風化が激しく、
崩壊、落石、滑落の危険性があります。
と書いてあるではないですか。

「岩石風化の陰謀」が
さりげなく予告されています。

これは心して歩き始めないといけませんね。

最初は普通の登山道のようですが、



おやー、徐々にその姿が現れてきます。



道端にさりげなく転がる巨石。

林の隙間に見え隠れする奇怪な山の姿。



「ふふふ、おいらは待ってるぜ~」
と笑っているようです。

まずは我らは、
今回のコースの中でもっとも
標高が高い竜王山の山頂に
到着しました。

これが三角点です。



三等三角点と書かれていましたねえ。



こんなに風化する山でも
三角点はあるんですねえ。
国土地理院も岩石風化と
よく戦ってますねえ。

標高は604.7mとありました。

この山頂には「八大竜王本尊」があります。



白洲正子は書いています。
昔この山にキノコ採りなんかで
登るとき、特に干ばつの時には

「アーメ ターマエ ハーツダイ リューオー」
(雨給え八大龍王)

といいながら登ったという、
地元の人の話を書いていました。
まさにその八大龍王のいるのが
この竜王山だったわけですねえ。

ああ、わしらがウロウロしている間は
降らないでねといっておきました。

まあそもそもこの日は
山登りには絶好の日でした。

雨もなく寒くもなく、
風も全くないという
すごいお天気です。

岩石風化の陰謀と戦う我々に
八大龍王はとても優しかったわけですなあ。

さあではここからは
基本下りとなります。
進んでいきましょう。

相変わらず道の横には、
風化した岩々がごろごろしています。
どう見ても花崗岩で、
たまにじっくり手でこすってみると
ジャリッという音を立てて
小さく崩れていきます。

石灰岩の場合、
柔らかい部分と固い部分があって、
それぞれに風化の度合いが違うので、
奇妙な形に岩を風化させていき、
異様な形を作ったりします。

それが固まって集団で
奇岩・怪石、巨石の塊を
作っているのが“トア”という地形です。

先ほどから山の右側に
姿を垣間見せている
そういう地形ですね。



あそこの道はどうなっているのか、
後でいやでもその中身が出てきます。

続く


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