ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

あいたかったよバイカモ5

2016年08月21日 20時54分35秒 | ウォーキング

再び階段を下りていき、
中山道沿いから眺めてみましょう。

地蔵川はここから始まっています。

それが「居醒の清水」という場所です。



その上に「日本武尊の像」も
立っていますねえ。



そう、この清水には古い神話が
絡んでいます。

ヤマトタケルは勇猛な神でした。
父親から九州の蛮族を退治しろ
と言われ、女装をしながら
長をやっつけたとか、
出雲では偽物の刀を相手に持たせて
やっつけたなどの話を
いろいろと残しています。

そしてある時に伊吹山の
大蛇を退治せよと言われて、
やってきたのですが、
どうもそのときは大蛇の毒に
やられてしまったようです。

で、そんな体でやってきてこの
「居醒の清水」に浸かったところ、
熱も下がり体もしっかりした
というそんな伝説を残しています。

この地蔵川の水源となった
「居醒の清水」が
ここまでの西行水、十王水に続いて
醒井三水の最後の水になっており、
しかもこの名前から
「醒井」になったといういわれも
含んでいます。

だから、神社移転した際に
水が止まるというのは
絶対に許されないわけです。

で、これで木曽路名所図会に書かれた
「この駅に三水四石の名所あり」
の水についてはわかりましたが、
では残りの四石はというと、
それもここにあるのです。



まずは向かって左の「腰掛石」

これは先ほどいった
ヤマトタケルが伊吹の蛇毒にやられて
腰かけたという石
それとヤマトタケルが
馬の蔵をかけたという
右の「鞍懸石」が二つ並んでいます。

そしてその二つの石から
少し外れたところにあるのが

「蟹石」です。



大きなカニを居醒の清水に
つけたら石になったというものです。

これで三石ですね。

残念ながらもう一つの石である
「影向石」は、いまは草木に埋もれて
いて見えないそうです。

バイカモ、ハリヨ、三水四石の
醒井の見どころはこれで見終わりましたねえ。

では車を止めた駅のほうへ
と戻っていきましょう。
醒井湧くわく街道と書かれた
地図も見ながら、
中山道から「居醒橋」を渡って



東へ進んでいきますと、

これが旧醒井郵便局局舎でできた



「醒井宿資料館」です。

残念ながら、ここも月曜日は休館日です。

あきませんね、
こういう地域に来るときは
月曜日はやっぱりお勧めできませんねえ。
土日は混んでいるし、
中には火曜休みというのも結構ありますから、
水・木・金くらいが
いいのかもしれません。

こういう飛行観音松尾寺政所もありました。



玄関は明治時代の
醒井小学校の玄関だそうです。

中に入れるのかなあ、
どうなのかなあ。

伊賀上野の三重県で一番古い
旧小田小学校みたいに
「参観できます」とかいて
貼っといてほしいものです。

で、いよいよ駅が見えてきました。



あっ、忘れてました。

これが醒井のマンフタです。



内側には町の花「さつき」で
外側には「イチョウ」の葉が
デザインされています。

で、問題は真ん中にある
印なんですが、なんでしょう。

一見アルファベットの
「Q」に見えますよねえ。

じつはこれは「米原」の最初の文字
カタカナの「マ」をかたどったものだそうです。

いろんなことがわかりましたねえ。

最後に、遅くなった昼食を
この「醒井水の宿駅」でいただきました。

スパゲッティですね。



ほかの食堂の特別定食が
高かったんですよう。

ここまでかかった高速料金の
ことも考えて節約です。

でもねえ、帰りにこんな
鮒寿司を買って帰りました。



かなり臭いと聞いていたのですが、
頑張って食べてみたら、
この鮒寿司くらいだったら、
いい酒の肴になりますねえ。

この日は、盆前のまだまだ暑い日。
帰りの高速道路で車のメーターを見たら
「39℃」を指していましたので、
写真でパチリとかしながら、



ずっと見たかった
「バイカモ」見れてよかったなあ~
とうなづきながら喜んで
帰ったdoironなのでありました。

おしまい。


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