ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

熊野古道 初めての海沿い 1

2014年12月24日 21時58分42秒 | ウォーキング

さて今回の歩行で、年内の熊野古道歩行は歩きおさめです。

今年は「和歌山に参上」シリーズで
和歌山県に入るところから始まりました。
そしてこれまで紀ノ川を越え、有田川を越え、
そして日高川も越えて、
歩くのにのべ10日間を費やし、
熊野関連ブログも51話書きました。

今回はその2014年熊野古道歩行の締めくくりとして、
前回の続きとなる御坊の南部を歩きました。

それは本年最大の寒波が押し寄せていて、
列島各地が凍りついた日でした。

コンディション悪い~

と一瞬ひるみましたがスケジュールを見て、
この日だと決めていたので、
がんばって今年最高の厚着をして
出かけることにしたのです。

まず、インナーはユニクロの極暖シャツです。
これは首まであって本当に暖かい。

その上にTシャツを重ね着し、
厚手のウインドブレーカー。
厚着とはいえ、歩くのですから
それくらいでいいでしょう。

あ、ネックウォーマーとヘッドウォーマーもつけましたが・・・。



下はランニングタイツの上に
薄手のウインドブレーカーズボンです。

リュッ君には万一のために
カイロも潜んでいます。

さてコースですが、
前回は西御坊まで歩いたので、
今回はそこから南下です。

切目まで一気に歩くのは遠いので、
途中からバスを活用して御坊に引き返す
という計画です。

ネットで時刻表を調べてみると・・・、

う~んなかなか手ごろな時間帯の便が少ない。
仕方なく、帰宅時間も考慮して
今回も寒い中を早朝から車で御坊に向かうことにしました。

駐車場に車を停めて、
出るときに管理人さんが
しげしげとこちらの姿を眺めていました。

案の定、帰ってきたときに

「歩いてきたんかよ~」

と声をかけてきたので、
「熊野古道をなあ」と言うと、
「こんな寒いのにようやるわ~」
とほめられ(あきれられ)ましたな。

と、ここで大変なことに気がつきました。
大事な商売道具のカメラを連れてくるのを忘れたのです。

昨夜充電をし、朝にリュッ君に入れてあげよう
と思っていたのが間違いで、
早い時間の出発でしたから、
バタバタと出かけてきたのが失敗でした。

加茂郷の時と同じパターンです。

全く学習していません。

携帯があるからいいものの、
なかったら大変です。
使い捨てデジタルカメラとか作って、
駅のコンビニででも売ってくれませんかねえ。

救いは、携帯のバッテリーを持ってきていたことでしょうか。

仕方がないので携帯でバシャバシャ撮ることにしましょう。

御坊から今回のスタート地点の西御坊までは、
前回乗った日本一短いローカル線の
「紀州鉄道」に乗って行きました。



運転手は前回と同じ、白髪ロン毛の人でした。

前回と違うのは、
朝ということもあって通勤、病院通い(多分)、
通学の人達が乗っていたこと。

人間観察をしながら
相変わらず、排ガス臭い電車に揺られること約10分。

終点の西御坊に着いて、
さあ歩きはじめましょう。



今回のコースはこんなコース。



大阪の天満橋から歩き始めて、
これまででもっとも海に近いコースを歩くことになります。

これまで峠の上から遠くに見えていた海のすぐ近くを歩くのです。
季節がよければ
昔の旅人も、気持ちよく軽快に歩いたことでしょう。
そうです。今回の場合さぞかし風が強いだろう
ということが予想されます。



でもそのための準備はしてきました。
寒さに負けずに頑張って行きましょう。

先ずは前回渡った日高川に架かる
「天田橋」に向かって国道42号の歩道を行きました。



そういえば、前回、資料の地図に
「港が一望できる海にかけられた遊歩道」
と書かれてあった場所が気になります。

まさか海の上に一直線に続いていた
あの堤防の上を歩くんじゃないだろうな
と思いつつ、天田橋を渡って道を探ると、



なあんやちゃんと道になっているではありませんか。



安心しつつも寒風吹きすさぶ
日高川堤防沿いの道を歩いていきます。

港が一望でき、とても景色のいい道でした。



早くもこの日の、ベストシーンの登場です。

芦原を飛び回っているのは「ヨシキリ」でしょうか。



波の音やたくさんの鳥の鳴き声に包まれて
キラキラ光る海を見ながら

「寒いけど来てよかった~」

とニヤニヤしながら歩くdoironなのでした。

続く。

P.S.
今夜はイブ。こんなポンコツ親父には
何も関係ありませんが
とりあえず読者の皆さんに

メリークリスマス


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