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いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

ウダウダと宇陀を1

2020年02月24日 21時24分18秒 | ウォーキング

奈良県の長谷寺の方に向かうところに、
宇陀市というところがあります。

今度はここに歩きに行こうと思います。

なぜここかといわれると
大した理由もないのですが、
春も近くなってきたので、
なんか緑のいい香りをかぎたい
という思いが浮かんできて、
ここが浮かび上がったのです。

そこは、以前訪ねたあの又兵衛桜も
あったところです。
緑の濃い山郷という感じでしたね。
で、そこと思いついた時に、
ふと気になったのが、
その「宇陀」という地名なんです。

これってどういう意味なんでしょう。

なんかウダウダしたところ?
というのとは違いますねえ。
宇も陀もなんかよくわからん字です。
ネットで調べても昔からあった地名、
なんて出てきますが
やっぱりよく意味が分かりません。

それにその“宇陀”にはいくつか
別の漢字があります。
例えば「菟田」という字を
かいたりもしますし、
doiron地元市にも
「宇多」という地名があります。
いずれも古くからある地名
であることにはかわりないですねえ。
でも意味は?と色々と調べたら、
やっとこさ出てきたのが、
奈良の地名由来辞典で
「ウダ」というのは古くからあり、
意味は河川流域の耕作地帯を示す
という言葉なんだそうです。

なるほどねえ。
このあたりは山々に囲まれ、
そこに流れる宇陀川に沿って
耕作が進んできた土地やからね。

葛なんかも有名だし、
お茶もあるよねえ。
そんな耕作地だそうだ。

旧村もあるし、元伊勢といわれる
神社もある。
説明したらウダウダと
長くなる土地なんだろう。
ま、宇陀市とは大体そんなところだと、
情報をいくつか仕入れたうえで、
久しぶりに弁当を持ち、
車で向かったのでありました。

最初に向かったのは道の駅
「宇陀路大宇陀」です。



ここに車をとめて宇陀市内を歩く
コースを選んでいたのです。

高速道路は南阪奈道路から橿原市、
桜井市を抜けていきます。
まあこの辺の道も歩いたり、
車だったり、電車だったり
とよくとおるところですね。

桜井を過ぎてどんどん山の方に
入っていきますと、
道の駅が見えてきます。

ここは、食堂、お土産、
野菜売場、足の湯とかあるところで、
駐車場も広くていい所だ。
ここで何人か知り合いにも
会いましたねえ。
その片隅に車をとめて、
さあそれでは早速歩き始めましょう。

まずはネットから引っ張り出した地図で
「捨生」の交差点を目指していきましょう。



でもこれってなんて読むんだろう
と思いつつ少し歩くと、
ああここですね。
「ひろ」と読むんですね。

ん?ていうかなんか漢字が変やぞ。

うわ~ネットの地図が
間違ってるぞ。
「拾」なのに「捨」やて。



これは地元の人にも
怒られそうな嫌な間違いですねえ。

この地図をもとに
これから歩こうというのですから、
すこし注意して
みていくことにしましょう。

その交差点を右に曲がり、
花の木橋で宇陀川をわたります。



ああ、この川の周辺で





耕作地の続く姿がもとになって、
ここの地名になったんでしょうねえ。
そしてその奥にはおお~、
こんな古い町並みが続いていました。



この道の駅周辺はよく来たのですが、
すこし中に入った所が
こんな古い街並みに
なっているなんてとても意外でした。

世の中こんな風に、
少し見えないところにも
意外な姿があったりするんですね。

この地域は国の
「重要伝統的建造物群保存地区」
に平成18年に選定されています。

最近、歩いたところでは
関の宿場もそうでしたね。
ほかにも橿原市の今井町や
和歌山湯浅なんかも
選定されていますし、
竹富島の集落もそうでした。



花の木橋を渡り、
旧道と交差したところには、
その保存地区であることの
説明看板も設置されています。



ああ、これはもう全く
予想外の出来事でしたね。
では旧道を歩いていきましょう。

続く



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