ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

役行者葛城回峰始まりの地2

2020年10月02日 21時00分00秒 | 最近の出来事

ここが加太の行者堂の入り口です。



この日は残念ながら雨がふっていました。
石段を滑らないようにと
慎重に上がってゆきます。

階段は急傾斜なのですぐに高くなってゆき、
後ろに加太の景色がよく見え始めます。



雨じゃなかったら遠くの山の
景色も見えるのかなあってかんじです。
葛城回峰初めの地といわれるこの阿字ヶ峯。
この雨の中、どこまで階段が
続くのかなあと不安になり始めたころ、
ようやく広場と行者堂のところに到着します。

立派な行者堂ですね。
中をのぞくと、役行者が
下駄をはいてでんと座っておられました。

役行者が痕跡を残した山は
100名山どころか1000山といわれています。
「謀反あり」といわれて流されても、
富士山に登るなどしたそうです。
そんなことなどから、鴨族の一人として、
自らを神としていたようです。

従って、葛城の神々とは対立しました。
ああ、なんか一人の人間の
強烈な個性を感じますね。

ここ阿字ヶ峯の行者堂も今は
地元の人たちに信仰されて
いるようですね。
きれいに整頓された、いい感じの場所でした。

でもねえ、この役行者の信仰を
思うといつもなんか不思議に思う。
まあ勉強不足でもあり、
信仰心の薄い人間だということも
あるのですが、何がみんなを
信仰させたのかと思うと
不思議でならないのだ。

鬼にもゆうことを聞かせる強さ?
山をかけ空ををも飛べる
といわれた超人さ?
仏教が来る前にどんな力や教えが
人々を押さえたのか、
なかなか信じられないなあ
なんて考えてしまうのだ。

でもまあこんな行者堂が
立派にあるんやから、



もっと信心深く眺めないと
いけないんですかねえ。



ま、とりあえず阿字ヶ峯という
回峰の始まりの地に立ち、
これから折に触れて
彼の痕跡を眺めていこうと、
改めておもったお参りだったのでした。

さあではまたまた激しく雨がふる中を、
先程通った休暇村へと向かいましょう。



淡島神社にもどり、車で向かいます。

一般道から休暇村へと上がってゆく道は
急角度ですねえ。
昔は全然平気で自転車で登れたのに、
今は多分命がけで登ることに
なるんでしょうねえ。
ラブ4ちゃんは平気で
登ってゆきますけどね。

思っていたより客の多い駐車場に
車をとめて中に入ってゆくと、
食堂の開く時間です。

窓際の席をとるぞと入っていったら
いっぱいでした。
しかも窓際の席は予約者だけです。
残念。友ヶ島が雄大に見渡せる席には
座れませんでしたが、
まあ大きな窓ですので
なんとか景色は楽しめそうです。

でかい船が遠くを運航していたり、
小さな漁船なんかがあわただしく
動いていたりしています。

え~いただいた食事はこれです。



えびラーメンとシラスご飯の
組み合わせセットです。
え~車じゃなかったらなあ。
宿泊だったりしたらなあ、
ビールがさぞかしおいしいでしょうなあ。
まあ自由に過ごしているのですから
簡単に宿泊してもいいのですが
なかなかそういうわけにもいきません。

気を取り直して
豪華定食を食べながら、
役行者の痕跡を訪ねる
旅のことを考えます。

近々行く予定なのが、
大福山です。

第三番経塚のひとつです。

三番経塚はその山のほか、
雲山峰もそうだといわれていますね。
その辺は少し実際の情報もあやふやです。

それともう一つ是非行ってみたいのが、
第28番経塚のひとつ、
大和川にあるという亀岩という
大きな石のところです。

これを書いているときに
偶然古本屋で貴重な本を買いました。
これです。



写真も結構ありましたよ。
そこには亀石も乗っていました。



川の中にある石で、
人間が10人くらいは登れる石です。
そうして少しづつ役行者のことを
学んでいこうかなと思いつつ
昼食でおなか一杯になり、
休暇村のロビーで新聞を読んだり
お土産買ったりして帰っていった
doironだったのでした。



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