ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

和歌山岡公園周辺1

2020年03月12日 21時25分27秒 | ウォーキング

二月になったら、
気候の落ち着いた日には、
歩きに行きたくて
うずうずしてました。

でもねえ、三月に行う予定の
心臓の精密検査が気になっていて、
さすがに元気に歩きに行くのは
押さえてました。
まあいっても、人通りの多い所で
距離を短くしたりしながら、
静かに歩いたり、車で高野山など



春の歩きの下見に
行ったりをしていました。

そんな日々の中で、
少し歩いてみるかと思って
出かけたのが和歌山市でした。

コロナの問題がいろいろと
出ていたころでしたが、
和歌山市内の方は大丈夫なようなので、
車で出かけスパっと歩いて
帰ってくるという軽い歩きを
することにしました。

あったかいやろうしね。

で、コースはというと、
和歌山のブラクリ丁や
和歌山城は何度か出かけたので、
今回はまだ未知の、
城の南側の岡公園の辺りを
歩いてみるかと考えたのです。

和歌山城周辺に車をとめて
歩くことにしましょう。
高速を降りて、和歌山城の
あたりに近づくと、
駐車場はたくさんあります。

たいがいが、一日最大いくら
とかいうような駐車場です。

いろいろと選んだ挙句、
岡公園横の駐車場でよさそうです。
前の車が入っていくので、
ついて入って行きます。

あれ?駐車場との境目に、
くるま止めの石が置かれていますよ。
どこから入るのかなあ
と思いつつ見ていたら、
前の車から制服の警察官が
降りてくるではないですか。

ウヒャー、ここは公園の横にある
交番の駐車場ではないですか。

このまま不法侵入で逮捕されるのか?
あるいは違法運転だといわれて
尋問されるのか?と思いつつ、
窓を開けて
「公園の駐車場やとおもったわあ」
と言い訳したら笑ってはりました。

は~よかった。
まあその構造上間違って
侵入する人は多いのでしょう。
飲酒運転だったらそのまま
確保されますね。
和歌山県警の陰謀ですかねえ。
運転が下手に燃えないように、
じわっとしかしスムーズに
方向を変えて退出です。

いったん公道に出てから
50mほど走り、その先にある
駐車場の入り口を見つけて、
そこから慎重に侵入しました。

ぜんぶ交番から見えていますからね。

広大な駐車場に車をとめて
早速歩きだしましょう。

あっ、この駐車場の端っこに
銅像が立っていますよ。

陸奥宗光と書かれています。
調べてみますと、
明治の初期の頃に活躍した政治家で
神奈川県知事、兵庫県知事として
活躍したほか「カミソリ大臣」
とよばれて外務大臣として
活躍した人らしい。
生まれがどうもこの辺なんだそうだ。

そんな銅像の写真を撮りながら、
周りをさらに見回してみると、
西の方に列車が置かれていますよ。
ちょうど一年前に和歌浦の方に
行った時に、この列車の事は
調べてありました。

和歌山市内には
「和歌山軌道鉄道」という
路面電車が以前走っており、
1971年に廃止されましたが、
その車両がここに
展示されていると知ってました。
それが、これです。



和歌山市内を走り回り、
市民の交通機関として
親しまれていましたが、
その後これらが交通渋滞の
大きな原因として廃止されました。

まあどこもそんな感じで
なくなっているのでしょうねえ。
で、いらなくなった車両は
どうなったかといいますと、
ほとんどが和歌山沖の海に
沈められて、漁礁として
活用されたそうです。

ウワー、すごい歴史があるんですねえ。

現役で残っているのは、
この車両と海南に一両だけだそうで、
もうdoironより年下の人たちには
全く馴染みもないのですが、
きちんと保存がされているんですねえ。

前面の行き先には和歌浦口
と書かれていますねえ。
その目的地である和歌浦には、
今はほぼ同じ軌道でバスが
運行されているそうです。

そしてその横にはSLも
置かれていますよ。
あちこちの電車区を経て
ここに来たSLだそうです。

続く