和泉の美術館・博物館の二つ目は
「弥生文化博物館」。
我が家から最も近いところに
ある博物館です。
歩いて5、6分かなあ。
どこに行くにもその博物館前を
通ることは多く、
「ああ、今やってる展示会は
まだ行ってないなあ」とか
普段から親密に接している。
今回の「沖縄の旧石器人と南島文化」も
まだ行ってなかったなあ。
弥生文化と沖縄文化かあ、
ちょっとどんな関係があるのかなあ、
と思いつつ先日、家から歩いて
尋ねていくことにした。
ああ、ここの入館券は
いつも手に入るよ。
余分に持って行って、
券を買いそうな人に遭遇したら
差し上げることにしている。
このブログの読者の方も
希望があったら言ってくださいね。
少しでも多くの人に
弥生文化に触れてもらえたらいいもんね。
ただし、枚数はごくわずかですけどね。
かつて大阪府知事の影響で
閉鎖されそうになったところですが、
まあまだ何とか頑張ってるようですねえ。
あの知事の影響で
一方では一般の参加者の人にも
わかってもらえるような
イベントなんかも開催され、
そういう意味ではいい刺激が
入ったのかもしれないね。
では中に入っていきましょう。
特別展示室は2階です。
展示物の中には沖縄の
生き物も展示されています。
これは、ハブですね。
そうそう大和葛城に出かけたときに、
こんな看板がありましたねえ。
うひゃー、本土にもハブがいるんですねえ。
それにしても凶暴な口ですねえ。
一生噛まれたくありません。
そしてこれはヤンバルクイナ。
2015年ころには70羽もいない
とされていた絶滅危惧種だ。
そんな展示の横にあったのが
「カトウキヨマサシカ」の角の展示です。
え~こんな名前のシカがいたんや
という驚きとともに内容を見てみると、
どうも昔の日本鹿の祖先といわれている
シカのようです。
遺跡の残っているのが熊本県で、
そのためこんな名前が
付けられたとのこと。
うひゃー、生態学と歴史学との
合作名ですねえ。
ちょっとなんか紛らわしいなまえですが。
当時、沖縄の遺跡の中で
見つかった子供の足の遺跡が、
日本で最古の人類の化石だそうです。
3万6千年前くらいのもので、
そのあと2万年くらい前の
人物として見つかったのが
「港川人」
といわれる人の遺跡です。
上半身は小さく、下半身はしっかりした人間で、
食べるものから顔の輪郭は強固で、
それを再現した模型が
そこに飾られてありました。
え~、顔はなんかこの前難波で
見かけたような人ですねえ。
しっかりした下半身も、
えっとブログ上ぼかしが入りますが
しっかりと組まれていますねえ。
小さな展示室ですが、
いろいろと工夫をされているようです。
doironはそんな感じで帰ってきたのですが
ミセスはここで行われる
コンサートに参加して、
「よかったあ」といいつつ
満足げに帰ってきましたね。
こうして今年の夏までは、
群馬の星野富弘美術館も行ったし、
夏のご近所もくるくると回りました。
またミセスは秋には
島根県の美術館にも
行きたいというので、
それだったらdoironも
安野さんの美術館にもと思い、
現在いろいろ画策している
ところである。
ああそうだあ、
自分の四国お絵かき美術館も
もっとしっかり進めていかないとなあ
というのも頭の片隅で考えているのでした。