ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

定年ライフ

2011年12月12日 21時37分55秒 | 生活

たまにこのブログに登場するのが
職場の先輩であり
マラソンの先輩であり
広報の先輩でもあるKさん。

この人もdoironと同じく
ブログをされている。
その中では、自分のことを
「のん」と自称されているので
これからはこのブログでも
「のんさん」と呼ぶことにしよう。

そののんさんは自らのブログで
「団塊世代の定年ライフ」と称して
日々の出来事を綴っておられるのだが
その文章が、往年ののんさんの語り口同様
とても流暢なのだ。
そんな、ブログを読むことは
とても文章の勉強にもなるし、
もう定年もすぐそこに見えてきている
doironにとっては
定年ライフの過ごされ方が
これまた大先輩としての
お手本のようなものであると思っている。

日々、ブログを読ませていただきながら
「僕も早く定年が来ないかなあ」
なんて考えてしまうほど
いろいろと課題を抱えながらも
ひょいひょいと生きておられるお姿が
ある意味とてもうらやましく思えるのだ。

ところで、話は変わって、
doironが最近行ってるジムは
いつもがらんとしていて
たまに混んでも来ている人は
とっくに定年されて、
一線から退いている人がほとんどだ。

doironも最近はジムでも
せいぜい本を読みながら
バイクを漕いだり
トレッドミルでスロージョグ、
あるいはプールでも
泳いだり歩いたりの
健康スポーツを楽しみながら
おじさん風に過ごしている。
なので、まわりのそんなぬる~い雰囲気が
とても心地よいのだ。

ロッカールームでの話も
キロ4分がどうであるとか
バイクで100キロ超のロングライド
なんて話は皆無なのである。

それどころか、話しているのを
聞いていると、ここは病院の待合室か
と思うほどの病気自慢であったり、
能天気の集まりかと思えるほどの
のんきな日々の話であったりするわけだ。

例えば、「おい、最近淀川でうなぎがえらい
獲れてるらしいぞ」
「なら、明日行ってみよか」
「よっしゃ、ほな今からうちの家に来て
一杯飲みながら、仕掛けを考えよう」
であるとか
「今年はキャベツの巻きが悪いなあ」
「俺は来年は白菜にするわあ。鍋にも使えるしなあ」
なんて会話が飛び交ってるわけだ。

こちらは、最近は日々大変な目に会いながら
仕事をしているのだが、
そんな彼らの会話は、まるで
戦火の中を、ヒラヒラと舞う
蝶々の姿を連想させるように優雅で気ままだ。

doironも来年で56歳。
こうして様々な人間模様に囲まれて暮らしてると
のんさんのように、生き生きと
そしてジムのおじさんたちのように
のんきに悠々と生きる定年ライフを目指して
徐々に高度を下げていき
着陸地点に向かっていかねばと
しみじみ思ってしまう、今日この頃なのである。