ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

桜の木の下で

2010年04月08日 22時51分48秒 | 最近の出来事

先日職場の同期の仲間の家で
お通夜があったので参列してきた。
その同期の彼とは、何かと縁があり、
今の仕事の募集時に
人事担当部署に申し込み用紙を
取りに行ったときから知り合いになった。
話しかけたのも、
きっと二人とも同じにおいがしたのでしょう。

彼は大学が四国の大学で、
doironは北陸。
二人とも親元を離れての下宿生でした。
しかも、
彼の同級生が
doironと同じ下宿にいた友達だった
というのも後で知って驚いたものである。

採用されて、
新人が集まったときには
お互い顔を見合わせて
再会を喜び合ったものでした。

その後、職場において、
d
oironが同期の社員の会の会長となり、
彼は世話役の役割を担ってくれている。

昨年、スーちゃんが介護が必要になったときに、
彼にそのことを何気なく話したら、
彼の母親も同様なんだということがわかった。
しかも共働きという境遇も同じなので、
いろいろ家庭内の用事も
doironと同様にこなしているようだった。

なので、二人で
「お互い、下宿してたころの
料理の真似事が
今頃になって役に立ってるよなあ」
としみじみと語ったものでした。

そんな彼の母親が亡くなったので、
先日彼の実家である奈良県にまで
お通夜に行ってきた。

彼の母親は享年80歳。
スーちゃんより2歳若い。
通夜式の会場にいた彼と
話をする機会はなかったが、
焼香後の挨拶で
一瞬合わせた目と目で、
彼はいろんなことを語ってくれた。
「遠いところまで悪かったなあ」
「俺の苦労は今日までだけど、
お前はまだまだがんばれよ」
彼の目は一瞬の間にそう語っていた。


さて、今年の桜もそろそろ散り始めている。
今日はスーちゃんに
そんな今年の桜を見せてあげたくて、
帰宅後、車に乗せて
近所の桜の名所を回ってあげた。

夜桜見物だ。

途中、助○公園では
車を降りて寒かったので
毛布を着せて車椅子で練り歩いた。



満開の桜の木の下で
スーちゃんが言ったのは
「来年は杖をついてでも
歩いてきたいな」だって。

実現したらどれだけ
うれしいことだろう。