すっかり春めいた休日。
こんな快適な休日は
全開で過ごさないともったいない。
今日も忙しく動き回ったdoironだ。
まずは、早朝の
義理の両親が引っ越してくる家で
迎える準備から始まった。
「義理の両親が引っ越してくる家」
といちいち書くのも、
奥さんと話するのも
面倒なので、
ずっとネーミングを考えていた。
いろいろ練ってみて
今日やっと決まった。
その家には、結構広い庭がある。
先住の人が緑が好きと見えて
やたらたくさんの鉢植えや
直植えの植物が
乱立している。
その様は、まさに庵(いおり)。
そして、両親の苗字には
「土」の字が含まれている。
この場所で、
麗しく、美しい日々を
過ごしていただきたいという願いもこめて
名づけた名前が
「土麗美庵」
そう、「トレビアン」だ。
うん、なかなかいいネーミングじゃな。
その庵での準備、
今日は、通販で買った
ベッドが届いていたので
そのベッドの組み立てと
玄関横に郵便受けをつけること。
そして、まだその家の場所には
都市ガスが来ていないので
プロパンガスの設置の立会いだ。
いろいろ大工仕事があるので
思い切って、こんな道具も買ったよ。
充電ドリルドライバー
先日のカーテンレールの設置には
絶大な力を発揮してくれた。
文明の利器は使うもんじゃね。
ひとつあってもいいものかもしれないな。
さて早朝、トレビアンに行き
ドアの鍵を開けて、玄関に入ると
真っ黒の小さな蜘蛛が三匹
上がりがまちを這っていた。
まるで
マックロクロスケのお出迎えだ。
空き家の守り神かもしれないと
それはそっとしておいて
まずはベッドを開梱した。
リクライニング機能もあるので
なかなか造りが複雑だ。
手の入りにくいところもあって
悪戦苦闘しながら
キャスターや手すり、天板を取り付けた。
もう、これだけで
一時間は経過している。
冷蔵庫に入れておいた
缶コーヒーで、ちょっと一服。
コーヒーを飲みながら天井を見上げると
黒くすすけたような
巨大な梁が中央を走っている。
当然天井板も、かなりの年代ものだ。
天井裏にはきっとマックロクロスケが
わいわい言ってるのかも知れないな。
などと眺めながら、はたと思ったのが、
もしかしたら、イタチなんかも
住み着いているかもしれないから
一度、寝泊りをしてみる必要がありそうだなってこと。
引っ越してくるまでに
一度体験宿泊しておこう。
そんなことを考えながら
休憩を終え、次に取り掛かったのが
玄関の横への郵便受けの設置だ。
なあに、電動ドライバーがあるから
チョチョイのチョイさ。
と思っていたのは大間違い。
今日は、この作業に
100分もの時間を
費やしてしまった。
というのも
トレビアンの外壁は
厚めのトタン板のようなもので
覆われている。
いわゆる、今流行の
外壁断熱だ。
違うか
このトタン板が
思ったよりも硬く
電動ドリルの先に木ネジをつけて
グリグリしただけでは
穴が開きそうにない。
そこで、家に帰って
コンクリート用の
鋼釘を持ってきて
トンカチでガツン!
見事貫通しました。
郵便受けには
壁にネジでとめる穴が
2ヵ所あるので、
この穴にあわせて
もう一方の穴をマーキング。
う~ん、ここまでは順調だ。
ところが、
この郵便受け、出来合いのものを
買ってきたものだから
これをつけようとすると
取り出し口をあけて持ちながら
穴の位置を決め、
動かないように、しっかり支えてから
木ネジを電動ドリルでねじ込むという
作業をしなくてはならないのだが、
どう考えても手が3本いる。
パートナーがいれば簡単なのだろうが
独りでは、かなり困難な作業だ。
片手で、郵便受けを壁に押し付けて
壁の穴の部分にあわせて
固定しつつ、木ネジを
取り付け穴にそっと置き
電動ドリルをあてがう。
固定している手が数ミリ動いただけでも
作業は進行しない。
また口には、もう一個の木ネジも
くわえており、
危うく酸欠で倒れそうになりましたワイ。
ようやく、一本の木ネジを
打ち込んだところで
固定していた手をいったん休めることができた。
この時点でもう20分は過ぎていたよ~。
そして、もう1本のネジを
あらかじめ開けておいた
壁の穴と郵便受けの
取り付け穴が
ちゃんと重なるように
固定し、びしっと決まったところで
電動ドリルを
があ~
ガリガリ
ん?
木ネジが
半分入ったところで
そこから
どんなに頑張っても
奥に進まないぞ。
外壁のトタンの下に
釘でもあったのだろうか。
あまりに頑張って
電動ドリルのトルクをあげ過ぎたものだから
挙句の果てに
ねじ山破壊
ゲッゲ~
もう、進むに進めず
引くに引けない状態になってしまった。
こうなったら、力づくで
木ネジを抜くしかない。
バールで、無理やりこじて
なんとか木ネジを抜いてみたら
郵便受けの背板に
バールの跡が・・・
え~ん、
郵便受けは
表札代わりにもするので
家の顔だからとすこし張り込んで
買ったのに、
外から見えない部分とはいえ
大ショック!
かくして、穴をずらして
もう一度、最初から同じ作業を
繰り返すハメになりました。
100分かかった理由が
わかっていただけたでしょうか。
赤い郵便受けと壁との戦いは
そう、今話題のあの映画
レッドクリフ(赤壁の戦い)
にも劣らぬ死闘でした。
それから、ガス屋さんが来て
プロパンを設置し
ガスの漏れも点検してもらったのですが
赤壁の戦いという
大仕事を終えたdoironは
放心状態で、
頭の中には
映画のように
荘厳なテーマミュージックとともに
エンドロールが流れている状態でした。
主演 doiron
助演 電動ドライバー
ロケ地 土麗美庵
協力 楽天(ベッド提供)
コーナン(ドライバー、郵便受け提供)
アストモスガスのみなさん
なんてね。
早朝から取り掛かったにもかかわらず
それだけでももうお昼でした。
憔悴しきって家に帰り
スーちゃんと自分の昼食を準備。
好物のイカ天でやっと元気を取り戻したぜ。
昼食後は、決めていたバイクトレーニング。
そろそろ、山を攻めようと
思っていたのですが、
午前中の疲れもあって挫折。
それでも、和泉の山手を
50キロほど漕ぎました。
もう4月だし、
皆生に向けて
あげていかなくてはな。
帰ってからは
また家の用事。
洗濯物回収
風呂洗いをし、
夕食の準備をしているところに
ようやく奥さんが仕事から帰還。
よーし、今日も休みを有効に使った!
こんな快適な休日は
全開で過ごさないともったいない。
今日も忙しく動き回ったdoironだ。
まずは、早朝の
義理の両親が引っ越してくる家で
迎える準備から始まった。
「義理の両親が引っ越してくる家」
といちいち書くのも、
奥さんと話するのも
面倒なので、
ずっとネーミングを考えていた。
いろいろ練ってみて
今日やっと決まった。
その家には、結構広い庭がある。
先住の人が緑が好きと見えて
やたらたくさんの鉢植えや
直植えの植物が
乱立している。
その様は、まさに庵(いおり)。
そして、両親の苗字には
「土」の字が含まれている。
この場所で、
麗しく、美しい日々を
過ごしていただきたいという願いもこめて
名づけた名前が
「土麗美庵」
そう、「トレビアン」だ。
うん、なかなかいいネーミングじゃな。
その庵での準備、
今日は、通販で買った
ベッドが届いていたので
そのベッドの組み立てと
玄関横に郵便受けをつけること。
そして、まだその家の場所には
都市ガスが来ていないので
プロパンガスの設置の立会いだ。
いろいろ大工仕事があるので
思い切って、こんな道具も買ったよ。
充電ドリルドライバー
先日のカーテンレールの設置には
絶大な力を発揮してくれた。
文明の利器は使うもんじゃね。
ひとつあってもいいものかもしれないな。
さて早朝、トレビアンに行き
ドアの鍵を開けて、玄関に入ると
真っ黒の小さな蜘蛛が三匹
上がりがまちを這っていた。
まるで
マックロクロスケのお出迎えだ。
空き家の守り神かもしれないと
それはそっとしておいて
まずはベッドを開梱した。
リクライニング機能もあるので
なかなか造りが複雑だ。
手の入りにくいところもあって
悪戦苦闘しながら
キャスターや手すり、天板を取り付けた。
もう、これだけで
一時間は経過している。
冷蔵庫に入れておいた
缶コーヒーで、ちょっと一服。
コーヒーを飲みながら天井を見上げると
黒くすすけたような
巨大な梁が中央を走っている。
当然天井板も、かなりの年代ものだ。
天井裏にはきっとマックロクロスケが
わいわい言ってるのかも知れないな。
などと眺めながら、はたと思ったのが、
もしかしたら、イタチなんかも
住み着いているかもしれないから
一度、寝泊りをしてみる必要がありそうだなってこと。
引っ越してくるまでに
一度体験宿泊しておこう。
そんなことを考えながら
休憩を終え、次に取り掛かったのが
玄関の横への郵便受けの設置だ。
なあに、電動ドライバーがあるから
チョチョイのチョイさ。
と思っていたのは大間違い。
今日は、この作業に
100分もの時間を
費やしてしまった。
というのも
トレビアンの外壁は
厚めのトタン板のようなもので
覆われている。
いわゆる、今流行の
外壁断熱だ。
違うか
このトタン板が
思ったよりも硬く
電動ドリルの先に木ネジをつけて
グリグリしただけでは
穴が開きそうにない。
そこで、家に帰って
コンクリート用の
鋼釘を持ってきて
トンカチでガツン!
見事貫通しました。
郵便受けには
壁にネジでとめる穴が
2ヵ所あるので、
この穴にあわせて
もう一方の穴をマーキング。
う~ん、ここまでは順調だ。
ところが、
この郵便受け、出来合いのものを
買ってきたものだから
これをつけようとすると
取り出し口をあけて持ちながら
穴の位置を決め、
動かないように、しっかり支えてから
木ネジを電動ドリルでねじ込むという
作業をしなくてはならないのだが、
どう考えても手が3本いる。
パートナーがいれば簡単なのだろうが
独りでは、かなり困難な作業だ。
片手で、郵便受けを壁に押し付けて
壁の穴の部分にあわせて
固定しつつ、木ネジを
取り付け穴にそっと置き
電動ドリルをあてがう。
固定している手が数ミリ動いただけでも
作業は進行しない。
また口には、もう一個の木ネジも
くわえており、
危うく酸欠で倒れそうになりましたワイ。
ようやく、一本の木ネジを
打ち込んだところで
固定していた手をいったん休めることができた。
この時点でもう20分は過ぎていたよ~。
そして、もう1本のネジを
あらかじめ開けておいた
壁の穴と郵便受けの
取り付け穴が
ちゃんと重なるように
固定し、びしっと決まったところで
電動ドリルを
があ~
ガリガリ
ん?
木ネジが
半分入ったところで
そこから
どんなに頑張っても
奥に進まないぞ。
外壁のトタンの下に
釘でもあったのだろうか。
あまりに頑張って
電動ドリルのトルクをあげ過ぎたものだから
挙句の果てに
ねじ山破壊
ゲッゲ~
もう、進むに進めず
引くに引けない状態になってしまった。
こうなったら、力づくで
木ネジを抜くしかない。
バールで、無理やりこじて
なんとか木ネジを抜いてみたら
郵便受けの背板に
バールの跡が・・・
え~ん、
郵便受けは
表札代わりにもするので
家の顔だからとすこし張り込んで
買ったのに、
外から見えない部分とはいえ
大ショック!
かくして、穴をずらして
もう一度、最初から同じ作業を
繰り返すハメになりました。
100分かかった理由が
わかっていただけたでしょうか。
赤い郵便受けと壁との戦いは
そう、今話題のあの映画
レッドクリフ(赤壁の戦い)
にも劣らぬ死闘でした。
それから、ガス屋さんが来て
プロパンを設置し
ガスの漏れも点検してもらったのですが
赤壁の戦いという
大仕事を終えたdoironは
放心状態で、
頭の中には
映画のように
荘厳なテーマミュージックとともに
エンドロールが流れている状態でした。
主演 doiron
助演 電動ドライバー
ロケ地 土麗美庵
協力 楽天(ベッド提供)
コーナン(ドライバー、郵便受け提供)
アストモスガスのみなさん
なんてね。
早朝から取り掛かったにもかかわらず
それだけでももうお昼でした。
憔悴しきって家に帰り
スーちゃんと自分の昼食を準備。
好物のイカ天でやっと元気を取り戻したぜ。
昼食後は、決めていたバイクトレーニング。
そろそろ、山を攻めようと
思っていたのですが、
午前中の疲れもあって挫折。
それでも、和泉の山手を
50キロほど漕ぎました。
もう4月だし、
皆生に向けて
あげていかなくてはな。
帰ってからは
また家の用事。
洗濯物回収
風呂洗いをし、
夕食の準備をしているところに
ようやく奥さんが仕事から帰還。
よーし、今日も休みを有効に使った!