ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

息子の部屋で

2009年03月08日 21時25分52秒 | 生活

我が家には息子の部屋がそのままにしてある。
今は遠くの大学に行ってるので
あるじは留守だが、
この部屋がとても静かな
我が家の特等室なのだ。

なので、たまにゆっくり本を読みたいときは
この部屋に篭ったりする。
パソコンも置いてあって、
ブログ原稿を書いたり、
時には仕事の原稿書きをやったりもしている。

病み上がりの身で、
完全休養となった週末の
今日は大半をこの部屋で過ごした。
テレビもあるから
午後からは
名古屋国際観戦だ。
昨年生まれて初めて
ひつまぶしを食したあの名古屋。
わらじのような味噌カツを食った
あの名古屋
世界の山ちゃんで
手羽先を腹いっぱい喰った名古屋。
そして、マラソンもいろいろあった名古屋から
もう一年が経ったんやなあ。

そんなテレビの横、
部屋の片隅には
ギターが
立てかけたままだ。



このギターはわしの大学入学祝に
自分で買ったもので、
親子二代
いっときギターにはまったもんじゃて。

そして本棚には
「世界昆虫記」

「生活探検大図鑑」
なんてのが置かれてある。



もうまったくわしの息子じゃなあ。

そんな息子ももう23歳。
今年は就職を決める年だ。
大阪に帰って来るんだかどうだか。
まあ、あまり家にこだわらず、
元気に楽しく人生を過ごしてくれれば、
親父はそれでいいんだけどね。

夕方からは
先週の篠山マラソンの様子が
放映された。

親元を離れ
独りでプロラクロスの選手として
活躍している女性の初挑戦や
「海猿」を目指す脱サラの若者の
初挑戦を取り上げていたなあ。
そのとき、思ったね。
わしんとこも、
今年息子の就職が決まったら
来年の篠山(30回記念大会)
に引っ張り出して、
社会人になる前に
マラソンの厳しさを
味あわせてみるかなあってね。

で、彼のこれからの人生に向けて
途中棄権したら
「人生は途中棄権は出来ないんやぞ」
って言ってあげる。
親父より早く完走したら
「お前の時代がやってきたってことや」
と持ち上げ、
親父より遅かったら
「人生で経験した苦労の差や」と
悔しがらせよう。

そんな親父のせりふを
吐いてみたいよな。

ま、一年かけて
じっくり説得してみるかなあ。

息子の部屋でぼんやりとそんなことを
考えていた日曜日でした。