雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

仮面山荘殺人事件

2012-04-25 19:23:15 | 

東野東吾著"仮面山荘殺人事件"を読みました。
高之はビデオ製作会社を経営しています。
後ろから車をぶつけられたことがあります。
ぶつけた車を運転していた朋子のお見舞いに行った
ことで交際し婚約することになりました。
彼女の父親は製薬会社の経営者で、高之は仕事の上で
便宜を図ってもらっています。
結婚式を目前にして朋子の運転する車はは崖から転落
して亡くなりました。

三ヶ月後朋子の父伸彦の別荘へ高之は招かれます。
参加者は朋子の両親の伸之と厚子、兄の和明
従姉妹の篠幸江、幸江の知り合いの医師木戸信夫
朋子の友人の阿川桂子、伸之の秘書の下条玲子
この八人です。
警官があたりを警戒していて別荘へも訪ねてきます。
その晩二人の銃を持った男が別荘に押し入ってきます。
銀行強盗だといい翌晩にもう一人と別荘で落ち合う
ことになっているためそれまでここにいると言います。

桂子は朋子が殺されたのだと言い出します。
やがて幸江が背中をナイフで刺され殺されているのが
見つかります。
一旦は幸江を殺した犯人だと指摘された男性は別荘を
逃げ出し湖に飛び込んで行方不明になりました。

最期にどんでん返しがあります。
これは書いたら恨まれそうですから書きません。
でも案外意外ではありませんでした。
朋子を殺した・・・ 人は最初から怪しそうなあの人でした。
隣の芝生は青い、って自分の手にしているものより
あっちの方がいいに違いないって馬鹿な人だ。
だけどそんなこと思わせるのも罪です。
それも勝手に勘違いしたのかもしれません。
強盗の二人の行動、へんてこでした。

これ舞台で見たらおもしろそうです。
本の最後でも登場人物がそい言っています。

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