雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

虚像の道化師 ガリレオ7

2014-09-02 21:00:00 | 

東野圭吾著"虚像の道化師 ガリレオ7"を読みました。
7より8を先に読んでしまいましたが問題ありません。

"幻惑す まどわす"
宗教法人クアイの会に雑誌記者とカメラマンが取材に
行きました。
その席で幹部の中上が、教祖に裏切ったと責められました。
教祖が中上の心の汚れを浄化するために念を送りました。
中上は苦しみ、あげぐ窓から飛び降りて亡くなりました。
見ていた記者が雑誌に状況を書き教団には人が集まり
ました。
事件は湯川のところへ持ち込まれました。

"心聴く きこえる"
睦美は幻聴に悩まされていました。
早見部長がマンションから飛び降り自殺をしました。
早見が不倫をしていた女性社員が三ヶ月前に自殺して
います。
一ヶ月前ぐらいから早見はおかしなの様子でした。
やはり営業部の加山が幻聴に悩み病院で暴れました。
ちょうど風邪で病院に来ていた刑事の草薙が取り押さえ
ようとして刺されてしまいました。
自殺と、精神状態がおかしくなって起こした事件で
処理されるところでしたが何かおかしいと感じた
草薙は湯川に助けを求めました。

"偽装う よそおう"
湯川と草薙は友人の結婚式のため山中のホテルへ出かけ
ました。
途中でパンクし雨の中で修理していた時に通りかかった
車の女性が傘をくれました。
ホテルの近くの別荘で夫婦の二人が殺されているのを
訪れた娘が発見しました。
娘は傘をくれた女性でした。
雨で土砂崩れで道が不通となりました。
刑事である草薙が頼まれて現場へ行くことになりました。
現場で撮ってきた写真を見ていて湯川が気づきます。

"演技る えんじる"
劇団の主宰者の駒井が倉庫を改装した家で殺されました。
同じく劇団員で元恋人の敦子が事件後いろいろな
隠蔽工作をしました。
駒井の携帯には3枚の写真が残されていました。
2枚は東に出ている月と花火が写っていました。
駒井の家では撮れない写真です。
この写真のとられた時刻から事件の起った時間が
判断されました。
トリックは比較的簡単に暴かれましたが写真の時刻から
アリバイが崩せません。
家を見た湯川はすぐに写真の謎に気がつきました。

続けて読んだので少々ガリレオの話に飽きてきたのか
あまり楽しめませんでした。

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