高校の必修漏れ

高校の必修科目の履修漏れの話で
テレビでもよく取り上げられている
けど見ていてなんかへんだといらいら
します。正直自分に関係ない話だと
いうこともあります。

焦点はどうしてそんなことしたのかと、
今授業数足りない人たちをどう救うかに
あつまってます。

決まっているからやらなくてはいけない
のだと大前提があるようです。
でも実際に勉強せず大学や社会に出て
生きている人たちが大勢います。
ということは必要ない科目だということ
なのでしょうか。
人間の作った決まりをはずして考えた時
勉強するべきでしょうか、しなくてもいい
ことなのでしょうか。
しなくてもいいと考えたから今みたいな
ことになったわけですね。

学生時代はいろいろな物に対する入り口の
扉を開けて覗いてみてまわる時期です。
自分に合うもの合わないもの見分ける時
だと思う。自分だけの力だと入り口へ到達
することだけでも難しいことだと思います。
まして中へ入ってみることはたいへんです。
それを強制されてみてみるということは
無駄だという人もいるでしょうけど、とても
幸せなことだと思います。
たとえさらっと上辺だけ通り過ぎても頭の
中にあんなことやったなという記憶が残れば
いつか取り出すことができるしもっと奥へ
進み始めることもできます。
その記憶を作ることを阻止されたことを
怒っていいと思います。
長い人生を考えた時、授業を受けさせて
もらえなかった人たちはとてももったいない
ことをしたと思います。

テレビ見ていてへんだと思ったけど何が
へんと言えないもどかしさがありました。
今日の朝日新聞の社説の「高校で何を学ば
せるか」はそうなんだよねと思うものでした。
一部抜粋します。
「いま改めて考えねばならないのは、高校で
何を学ばせるべきかということだ。
進学するにせよ、就職するにせよ、これだけは
高校で身につけさせなければならない知識や
学力があるはずだ。それはすべての生徒に
学ばせる必要がある。」