雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

ゲゲゲの女房

2009-09-07 21:07:36 | 
武良布枝著"ゲゲゲの女房"を読みました。
ゲゲゲの鬼太郎を書いている水木しげるさんの
奥さんが書かれたエッセイです。
島根県の米子の近くの安来の出身です。
お見合いして会ったばかりの水木さんと結婚式を
上げて東京へ出てきました。
貧乏生活が続きます。
水木さんは1日中集中して漫画を書き続けます。
質屋通いは日常茶飯事のことです。
そんな貧乏なのにお父さん、お母さん、兄、弟の
家族の面倒もみています。
そんな努力が報われ少年マガジンに連載が載る様に
なりテレビで放送されるようになります。

昔の時代の貧乏だったという話はよく読みます。
でもそんな貧乏なのに暗さがないのですね。
明日がどうなるかわからないのに結婚してやって
いこうと当たり前のように考える男と女の
時代だったのですね。
現代の貧乏って絶望的な暗さですもの。

水木さんと奥様、いいご夫婦です。

コメントを投稿