輪渡颯介著"影憑き 古道具屋皆塵堂"を読みました。
シリーズ6冊目になります。
どの巻も幽霊が出てきます。
この巻は読みやすかったです。
今回は放蕩息子の円九郎の話です。
放蕩息子の円九郎、菊三郎、金吾の三人は遊び回って
親を困らせています。
賽銭箱からお金を盗もうとしてとうとう家を出されて修行する
ことになります。
円九郎は皆塵堂で暮らすことになります。
彼には黒い影が憑いていることが霊が見える太一郎は気が
つきます。
菊三郎、金吾が次々におかしな死に方をします。
皆塵堂に集まる人々は次は円九郎ではないかと心配します。
何が原因で、誰の霊が生きている人を死に引きずり込んで
いるのか確かめます。
霊って生きている人に悪さをするものなのでしょうかね。
そんなことしたってしょうがないでしょうに。
この話の理由はちょっとひどいんではないでしょうか。
生きていた時に直接何かをしたというわけではないのに
たたられて命を奪われてはたまったものではないです。
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