日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
群馬高崎の「鼻高・展望花の丘」に、行ってきました
先だって三宅大島に被害をもたらした台風26号が去った後、ちょいの間の晴れ間に、群馬・高崎にある「鼻高・展望花の丘」にふと思い立って行ってきました・・・通称:「花の丘」といいます
「花の丘」は高崎観音山丘陵の北方部にあります
訪れたこの日は色々なイベントが終わり、張られていたであろうテントもなく、シーズンは過ぎた感じで、訪れている人も少なく静かな「花の丘」でした
植えられた花々もちょっと時期が遅くなった感じでしたが、40万本(➝如何に宣伝文句とは言えそんなにあるのかなと思いながら・・)のコスモスや千日紅、ラベンダーセージ、アメジストセージなどが開花し、まだまだ十分堪能できました
丘一面の秋の花と、借景の群馬の山々をながめ、このところ気の重い日々でしたが、随分心晴れた気分になりました
「花の丘」から、コスモス越しに見た高崎・豊岡市街地です
センニチコウ(千日紅) が見事な咲き振りでした
センニチコウ(千日紅)は、ヒユ科の春播き一年草で、熱帯アメリカ地方が原産です・・・日本には17世紀頃に渡来したそうです
草丈は50cmくらいで、よく分枝し、葉は対生し、細長く、白みを帯びて、全草には粗い毛が生えています
センニチコウの名は、夏から秋までの長い間、 紅色が色あせないことからついたようです・・・
えっ! 夏から秋では1000日ないじゃないかって!!
それは、乾燥させても千日以上(3年以上)色あせない事からだそうです・・・苦しい説明ですね
センニチコウの花言葉は、 「 終わりのない友情 」 です
千日紅 アップ
キバナコスモスにあわただしくハナアブが飛び交っていました
キバナコスモス の花迷路が、造られていました
花畑の向こうに迷路入口の旗の門が見えます
キバナコスモスは、コスモスの近種ですが、ピンクのコスモスとは交配はしません
ふつうのコスモスは、昼の長さが短くなっていくことを察知して花芽をつける「短日植物」ですが、キバナコスモスはそう言った性質はなく、真夏でも次々と開花し11月頃まで咲いています
花弁は一枚一枚バラバラに見えますが、じつは付け根でつながっている「筒状花」だそうです
キバナコスモスの花言葉は、「 野生美 」 です
「花の丘」の真ん中には、濃い紫や赤紫のセージの花が群落に植えられていました
台風後のせいか風になぎ倒させた感じですが、かえって群落ぽい感じが出ています
アメジストセージ 群落
ラベンダーセージ 群落
アメジストセージ は、短日植物で、日差しが短くなると花を開きます
茎先に10~30cmくらいの穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を斜めに出し、唇形の花をつけ、萼は紅紫色で、ビロード状の軟毛に覆われています
花の色は白いものと紫色のものがあり、雄しべは5本あり、そのうちの3本は退化しています
雌しべは1本で、先は2つに裂けています
ラベンダーセージは ブルーセージ(サルビア・ファリナケア:Salvia farinacea)とサルビア・ロンギスピカタ(Salvia longispicata)との人工交雑種です
これらセージの花言葉は、「 家族愛 」 です