日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
吊り花の果実がチャーミングです
先だって、「乗鞍高原」 に行った時、黄葉に混じって、 吊り花マユミの果実 が生っているのを見つけました
今年は自然の中で見るのはこれで二度目です
吊り花はニシキギ科ニシキギ属の落葉低木で、和名の吊り花は花や果実が長い果(花)柄の先に吊り下がってつくところから付きました
5月から6月ごろ、葉腋から花柄を下げて淡緑白色や、やや淡紫色を帯びた花を咲かせ、果実(朔果)は稜も翼もない球形で、秋深まるとともに熟して紫紅色になり5裂し、朱赤色の種子をのぞかせます
「乗鞍高原」についたのは朝8時過ぎでした
「乗鞍岳」は冠雪して、冷気が伝わってきました
まだ朝の陽ざしを感じさせる柔らかな明かりの中で、樹を見上げたら吊り花の赤い果実が光って見えました
吊り花はニシキギの仲間ですから、秋の深まりと共に紅葉が始まります
「乗鞍高原」の吊り花は、すこ~し色づき始めていました
吊り花は日本全国に分布し、幾種類もあるようです
反り返るように大きく開いた種皮の先に、真っ赤な種子がついているのが何とも可愛げです
下の画像 は、榛名山麓で生っていた吊り花の果実です
「乗鞍高原」でみた吊り花の実とは、ちょっとがっちりした形で違っていました
種皮は、吊り花特有の5裂をし、種子が皮先に恐る恐る顔を出している態です
幾種類もあるのですから、色々の種皮があるのは知っていましたが、表情の違いがとても面白く感じました
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