生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

善と悪の基準

2008年03月16日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
<私とあなた>の関係の中で、しかも愛し愛されたい関係の中で、善と悪の基準が違う事を感じることがある。ああ、悪いことをしてしまったと反省したり、善いことをした、と満足することがありますが、相手は全然、何も感じていないのです。この互いの善と悪の基準の違いを明確にしておかないとドンキホーテーになりエネルギーの損失を感じます。愛の世界を益々充実した世界にする為には、自分の基準よりも相手が愛を感じる基準を優先したほうが二人は益々幸せになるようです。私の愛の基準に合わせて愛してくださる方も沢山居ます。そんな相手と出合えた人はこの世で一番幸せです。男女抜きの修道院でもこの同じ幸福感を深く味わっている人々も沢山います。神様が自分の愛の基準を意識して愛して下さるのを感じているからでしょう。:<善悪の基準:124-3>:

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自殺していく人々

2008年03月15日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
分岐点を超えると人は死んでいきます。分岐点とは何か、と言いますと、ストレス曲線と幸福曲線のバランスが遙かに超えた状態を言います。難しい領域なので、自問自答の会話で考えてみましょう。幸福曲線の領域は<人生は楽しい、嬉しい、あれもある、これもある、と生き甲斐、やりがいのある毎日>ですが、ストレス曲線の領域は<面白くない、生きていてもしょうがない、辛いの毎日>です。この分岐点は日々の森羅万象の解釈方法を訓練すると必ず幸福曲線になります。:<善悪の基準:124-2>:

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<独りよがり>と<思い込み>

2008年03月14日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
相手が色々の意味で大切な人の場合、良い関係を持ちたい、と思うのは当然です。そんな時、相手が自分に対して何か<独りよがりで思い込み>を持っているなあ、と感じると、なかなか良い関係がこちらの希望通りにいかないので、イライラします。それと同様、相手がより積極的に自分と良い関係を持ちたい、と願っている時も、多分、それと同様だと推察します。独りよがりと思いこみのお陰で人々は幸福になる場合もあります。これから数回にわたり、独断と偏見について思索していきます。独断と偏見の領域は善と悪の領域でもあり、生き甲斐の心理学では大切な問題です。<独断と偏見>が人の生命を支配しますから。:<善と悪:124-1>:

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許せない人が多すぎる人の運命は?

2008年03月13日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
お話を聞いていると、あちこちに許せない人が沢山居ます。これでは息苦しくて生き抜けませんし、人生が楽しくありません。生きる楽しみを自分で半減させています。多分、体を壊すことになるでしょう。正義感が強いのか、愛する事を知らないのか、許す度量が小さいのか、とにかく、あちこちに気に入らない森羅万象があるのです。<自己肯定、他者否定>の思想があると、一番不幸な運命が訪れてきます。思想は自由ですが、努力目標の一つに<自己肯定、他者肯定>の領域で生き抜く努力が必要かもしれません。:<愛の多様性:123-5>:

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寿命の解釈

2008年03月12日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
比較宗教学、と言う分野があります。古代から現代に生き伸びている数千年の歴史をもつ宗教を研究していますが、その中で、非常に面白い領域に<寿命の解釈>があります。思索研究はしていますが、不可知論に近いものなので、誰も結論は出せませんが人間が<知りたい>と願う領域は全て学問の対象なので、あえて論及しますが、万とある解釈の中で、<人間の寿命は神の愛>を私は採用しています。赤ちゃんで死んでいく人生、100歳で死んでいく人生、何故、あんな若さで、と言う解釈を含めて、この視点は苦しいけれど<魂>に希望を与えてくれます。:<愛の多様性:123-4>:

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あなたの愛の原型を知りたい!

2008年03月11日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
いきなり<あなたの愛の原型>を教えて!、なんて言われると大抵の人は驚いて逃げていくでしょうが、上手に語りかければ相手は気持ち良く語りたがる領域です。そして益々美しい友情や愛情が育まれていきます。心の奥底には子供時代からの数々の美しく心地よい思い出があるもので、その愛の原型と呼ばれているものが、今日の<愛し愛される原型>を形作っている事に気付きます。65億の人類の愛の原型は全部違います。本当に愛し愛されたい場合は互いの愛の原型を十分理解しあってくると思考、感情、行動、五感と体感、防衛機制、現実吟味力、考え方の整合性、ストレス曲線(不安、怒りなど)と幸福曲線(平安感、幸福感など)、すべての領域で幸せに生き抜いていかれます。美しいものを自分の手で掴むにはこの生き甲斐の心理学の勉強が必要です。:<愛の多様性:123-3>:

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奈良の鹿

2008年03月10日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
東大寺のお水とりで、お松明の、あの燃え盛る火の球と、奈良の鹿(神獣)と心の交流をしたおかげで少年時代の或暗い思い出が、奇麗に解消した経験をしてきました。疎開先の村で経験した不可解な心の傷が数十年後に奈良のお水とりで原因もわかり奇麗に解消したこの感動は何とも不思議な体験でした。自分の心の傷は、自分の解釈いかんで、なんとでもなるなあ、としみじみ納得した次第です。シカせんべいをあげながら、その鹿と無言の会話をしたのですが最後のせんべいをあげて、さよならを言い、振り返り振り返り、その鹿を見ましたら、いつまでも私を目で追いかけていました。シカとの友情が芽生えたなあ、と勝手に解釈してはいますが、私の古く大きな傷は見事に解決していました。東大寺の松明と鹿さんに感謝。:<愛の多様性:123-2>:

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愛の多様性とは?

2008年03月09日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
大切に思う相手に対して、どんな事でも同じであって欲しいと願うのは人情です。同じ趣味、同じような家庭環境、音楽、絵画。しかし出会いは神秘、神様のお導きかのような愛の出合いも沢山あります。環境の違いを楽しむ広い心があれば一度しかない人生を悔いなく送れます。成功した国際結婚がその実例です。愛の多様性を理解出来る二人は刺激的な人生を堪能しています。国連やNGOで活躍している夫婦は沢山います。難民救済活動で垣間見る世界の人種の愛にたいする愛の解釈は相当違います。さて日常生活での愛の解釈を広い心で受け止めながらおおらかな愛で幸せをつかみ取る為に数回にわたり愛の多様性を思索します。〈愛の多様性:123ー1〉:
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奇人変人を楽しむ

2008年03月08日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
深層心理学を学ぶ人々の間では常識の概念でもある〈自分以外は全て変人〉はとても大切な仮説です。特に愛しあっている二人はこの仮説を互いに笑いながら互いの違いを語り合う必要があります。変な人と思ってしまい大切な相手を捨ててしまう恋人が沢山いるからです!勿体ない話です。自分の心以外は全て驚きの対象なのです。現代の優れた医学から診断して病的なのか、個性の美なのか識別しましよう。変な人、と感じたらその人をもう一度冷静に観察して〈自己肯定、他者肯定タイプ〉なら許してあげましよう。〈自己肯定、他者否定タイプ〉の変人なら、さっさとサヨウナラしたいものです。〈違いを楽しむ:122ー5〉:

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味の違いを楽しむ!

2008年03月07日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
おふくろの味、育った家庭の味、それぞれの環境から好きな味覚が決まっていきます。大人になるとその時の健康状態、環境、遺伝、自律神経、免疫などの関係で突然好きな味覚が変化して驚くこともあります。日々の幸せは食事で左右されますので、食べる営みだけは大切にしないと糖尿病などの恐ろしい病にもなりますので、食に関しては音楽を楽しむような心構えが必要なようです。好きな人と食事するのは楽しいものですが、それぞれの食材や料理を味わう楽しみ方を観察してみると、相手の心の奥深くを五感で感じ取れます。味覚の違いから哲学が生まれ、愛情が深まり深い絆に結ばれていくのを感じます。食事の時に喧嘩する、こんな恐ろしい事だけはしてはいけません。:<違いを楽しむ:122-4>:

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愛されているのに気付かない理由

2008年03月06日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
古代からの難しい答えを一言で表現するのは至難の業ですが生き甲斐の心理学ではこう答える事にしています。お互いの<愛の原型>を理解すれば解決出来る問題だ、と。神仏の愛を理解出来ない人、親、夫婦、友人、恋人の愛を深く理解出来ない人、いづれも<愛の原型>を理解すれば益々幸せを五感と体感と理性で感じるでしょう。思い出しても幸せな過去の思い出が<愛の原型>と呼ばれているものです。子供時代のそのような思い出が重要ですが、その愛の原型が現在の幸福を見えなくしている場合もあるので、この分析は勉強しないと判りません。全国の図書館でも読めますので私の著作<生き甲斐の心理学>を参照して下さい。:<違いを楽しむ:122-3>:
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大切な人が変身した!

2008年03月05日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
親、親友、夫婦、恋人が、ある日、突然変身して戸惑うことがあります。反省は大切ですが、こんな時は自分を咎める前に、相手のせいにしてみましょう。その理由は自分のせいにするのは簡単ですが、柱がずれてしまい、真実がみえにくくなるからです。相手に単刀直入に聞いても真実は殆ど得られません。相手が私を誤解した、と解釈しておくのです。平和を構築する必要条件は<自己肯定、他者肯定>が原則ですから、相手が自分を否定したわけですから、この場合はこちらが他者肯定する必要はありません。時間をかけて<他者否定、自己肯定>の関係を<他者肯定、自己肯定>の関係を構築していきましょう。:<違いを楽しむ:122-2>:

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何故、75億の愛の原型があるのか?

2008年03月04日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
現在の世界人口数を75億人とすると、その愛の原型は75億存在するといわれています。つまり人の愛の原型(愛し方、愛され方)はすべて違う、と言うことです。この違いの意味は森羅万象がそれぞれ違うように、森の木々やお花も同族でも全部微妙に違うように、それぞれの個性の美を楽しむ為の相違なのです。個性の美を楽しみ、その違いの刺激から知恵が生まれてきます。愛のかたちが違う、と言って悲しんだり、大騒ぎする恋人たちは、その前に、違いの意味を考え味わい楽しむと益々愛は深まるでしょう。同じ感情、思想を相手に要求するよりも、個性の違いを楽しむほうが幸福感への近道のようです。
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解釈で世界が変わった!

2008年03月03日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
社会に入り、あちこち仕事で世界を回りだすと、飛行機事故、政変革命の暴動に遭遇したり、命を失う危険に遭遇しました。<信じて見えてきたもの>で不幸になる事例もありますが、私の人生での一番の幸せは或る事を信じて<愛である神様の存在>を信じる事が出来るようになった事でしょう。病気になれば痛い、痛いと大騒ぎする私ですが、腹の奥では愛そのものである神様の摂理を信じていますので安心して自分をお任せしています。モスクワでの胴体着陸の時は、自分の死を神様にお任せして堂々と死を覚悟し滑走路につっこんでいきました。あの堂々たる覚悟が今の自分を支えています。:<解釈論:121-5>:

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陽はまた昇る!

2008年03月02日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
今日の首題はどこかで聞いた文学作品、映画名ですが、日々この希望を与える言葉、意識で生き抜けない人々には原因があります。考え方(構成概念)が固く、柔軟でない人の場合、この<陽はまた昇る>意識が持てません。構成概念をいつも柔らかくして、応用能力を高める心理学の基本は防衛機制(抑圧、逃避、合理化など)を柔軟にする以外、方法がありません。人の身体には、いつもその場、その場を生き抜く<答え>が潜在していますが、心が緊張していると、この答が湧き出せません。明るく元気にいきいきと生き抜く知恵を生み出す源泉がこの<陽はまた昇るさ>という言葉・意識です。:<解釈論:121-4>:


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