生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

拒否する快感

2006年04月27日 | 第2章:心理療法の基本
赤ちゃんの頃は適宜、お乳を飲ませてもらい、おむつを替えてもらえば、幸せそうです。成長するにつれて、それなりの夢や願いをもつようになり、上手くいけば機嫌がいいし、旨くいかないと機嫌が悪くなるのが人の常。努力と才能と環境によって成功率が相当違ってきます。劣等感、挫折感が蓄積し、その感情をコントロールするノウハウを勉強しないと、変な爆発の喜びを覚え出します。一番の快楽が人を拒否し罵倒する事で一度にその劣等感、挫折感が解消しますので、段々とその快楽を楽しむようになります。一番怖いのがこの心の仕組みを意識しないで相手を拒否する場合です。それだけに心理療法の世界で<無条件の肯定的配慮>をされた患者さんが、肯定されていく内に心の病理を癒されていく快感を知り出すと今までの相手を拒否する愚かさに気づき出します。魂はもともと愛し合う事を求めている事にも気づき出します。人は愛し合うように出来ています:<無条件の肯定的配慮:81-4>:

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