生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

個性と病理の見分け方~まずは感情のあり方から。

2011年11月20日 | 第11章:これからの勉強の方向は?
先ず神経症と精神病の大きな違いは人の感情の動きがある程度理解出来るか、相手の感情に関心があるか、の違いでしょう。本格的な精神病は相手の感情に無関心だったり、理解しようともしませんし、判断出来ないようです。感情は人間の大事な心ですが、その湧き出す感情の取り扱いいかんで人は身体症状が出てくるくらい悩みます。湧き出す感情が激しい芸術家はとかく病人扱いにされがちですが感情に正直なだけです。その人が所属するコミュニティでのセルフコントロールのあり方で個性か病理か、周囲に人々は発言しています。役人の世界と芸術家の世界ではこの判断は全く違います。湧き出す感情が「怒り」なのに意識が「喜び」などと言う人は病理だと私は識別していきます。湧き出す内容と意識と言葉に異状なほどの乖離があると私は治療の対象にしていきますが、その意識が正しい場合は個性と判断します。:<奇人変人:428-2>:

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