生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

どこまで我慢すると身体症状が出てしまうか?

2011年05月01日 | 第10章:どうして心を癒すか
身体症状が出るまで我慢することを<自虐>と定義すると多分、大勢の哲学者、倫理学者、教師は反対するでしょう。反対する人は<不安感>の処理方法を知らない人が大半だと推察されます。不安感にも<健康な不安感>と<病的な不安感>があります。地域、国、文化により何が病的か、と識別方法がまた違います。例えば或地方では直系以外の親戚の納骨を本家のお墓に納めると<祟り>があると信じている地区があり、これに反する人を病的、変な人と断定しますが、逆にこの排除を病的と思う人もいるようです。その地区に住む人はその習慣に反すると周囲から排除され次第に身体症状が出てしまう人もいるようです。ですから、とりあえず、ここでは本人が身体症状になるまで我慢することを病的と定義しておきます。そのあと、その人の理想と現実の解釈の仕方を医学的に検討しつつ洞察していきますが、ここではとにかく身体症状が出るまで我慢する事例には難しい沢山の問題があることを意識しておきましょう。不安感をキチンと処理しておかないと第二段階の怒りの状態となり、更に放置しておくと<身体症状>がでてしまいお医者さんの世話にならないと治癒は難しくなります。自分の不安感を正直に感じ取る習慣をつけ、その不安感は理想と現実のギャップから生まれてくると言う人間のシステムを自覚しつつ、自分をまずは大事にする習慣を作りたいものです。:
<人の悩みに対処する方法:387-4>:

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