生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

<万葉集>と<もののあわれ>

2008年10月21日 | 第6章:明るい感情の領域
心理療法を上手に展開する為に、病理の分析をします、分析とは<何故この人はこのような心の病になったのか>、その原因を探る作業の事です。心理学,特に心理療法はフロイドとユングのお世話になっていますが、あくまでも西洋の人々の学問でしたので、日本では日本流に展開する必要があります。不安感の原型、怒りの原型、鬱の原型、色々あります。しかも個人により、生育史の違いにより愛の孤独感の原型も違います。その中に現代人にも深い影響を与えている日本人の感情の故郷ともいえる和歌の原型がもののあわれです。もののあわれは確かにさびしい感情ですが、病理ではありません。日本人の美しい美意識なので西洋の理論で愛の孤独上の病理だと診断するのは間違いです。もののあわれについてしばらく考察してみましょう。:<小説と詩:2003-2>:
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