生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

愛は<権利と義務>を飲み込む!

2007年03月11日 | 第1章:愛の領域
心の病で苦しむ患者さんの大半は愛の孤独感が原因です。夫婦生活、親子関係、友人、職場の人間関係の中での愛の孤独です。特に男女関係での<私とあなた>の関係は、理想的な姿の二人は世間にはそうありません。愛し合う二人の世界では権利と義務を主張しあう緊迫した状況はあり得ません。相手の求めに歓喜と感動で献身する二人だからです。愛の関係が上手くいかないと、必ず妻の義務、夫の権利などという厳しい争い風の言葉が飛び交うようになります。さて、この権利と義務の世界から愛の世界に少しでも近づく方法は一つしかありません。人間とは何か、という考え方を整理し<人間とは魂と心と身体で構成されている>を検討する事、更に魂はどんな人間にも存在し、しかも魂は互いに深く愛し合っている、と信じた時、初めて心と身体での不信感が減少し、愛の世界に近づいて行く事が可能となります。<信じてみえてくるもの、信じない故に見えていないもの>の世界があるのです。:<NPD6:権利と義務:50-3>:

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