生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

尊敬に値しない父母

2007年03月01日 | 第1章:愛の領域
幼児虐待で逮捕される親もいます。さて以前、こんな風景を見ました、銀行で順番を待ち並んでいた時、赤ちゃんを抱いた若い母親の傍らに3-4歳の坊やがお母さんに向かって<ねえ、ねえ、僕に悪い所があったら言って、言って>と赤ちゃんばかりを大事にするお母さんに叫んでいました。事情は分からないけれど、周囲の大人は坊やに同情している風で、私も少々涙ぐんでしまいました。さて子供時代は何故か、全部、親が良くて、自分が悪いと解釈する傾向がありますが、ここが問題です。親が居なくては生きていけない事を子供は無意識に知っていて、我慢します。これが心に大きな傷を与えていて成人する20歳前後に発病する事例が沢山あります。子供が親のこの部分は好き、あの部分は嫌い、と言えない環境にあるのでしょう。嫌な親にも、尊敬に値しない部分もあれば、尊敬に値する部分も必ずあります。大事な事は自分にとっての嫌いな部分、尊敬出来ない部分を、倫理道徳からでなく、五感と体感からの識別を明確にしないと後日、必ず発病の原因になる、という真実を意識して生きていきましょう。:<NPD6:褒めどき:48-3>:

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