生き甲斐の心理学を学ぶ場合に何故<愛の体感>を重視するのか。ここでの愛の体感とは<或人の愛をしみじみ感じて嬉し涙が流れ感動し感謝する>感覚を言います。この感覚はとても大切で、意識しているか、していないかに拘わらず、将来の愛を支配します。心理学では赤ちゃんの頃からのこの感覚を愛の原型と言います。この愛の原型と愛の感覚は同じものです。この愛の原型は宗教の世界をも支配するくらい大切なものです。神仏の愛を感じる、恋人の愛を感じる、友達の愛を感じる、全ての人の愛を感じる、逆に人を愛する場合もこの愛の原型が支配しています。ですから人が愛の世界を生きようとする場合はこの愛の原型(愛の体感)を明確に意識化する必要があります。愛の原型(愛の体感)を把握せずして愛は語れません。:<愛の体感論:16-2>:
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