五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

くちなしの花

2013年06月26日 | 第2章 五感と体感
梅雨空のグレーに映えるのはなんといってもくちなしの花です。

玄関先に植えている朝顔の花が今朝開花していることに気付き戸惑いを覚えましたが、やはり季節は梅雨なのです。

ぼんやりと路を歩いていると目に飛び込んでくる白い花にハッとさせられます。

そろそろある人の命日です。くちなしの花が何故かその人と重なります。

その人がくちなしが好きだと云ったわけではないはずです。

たぶん、悲しい気持で歩いていた自分の目に飛び込んできたのがこの白い色だったのだと思います。

それが記憶されていて、くちなしの花の季節になると蘇ってくるようです。

くちなしの花の白は不透明な白色です。沙羅双樹の花のように透いた白ではありません。自信を持って「私は白だ」と主張しているようにも感じます。

きっとそんな私のくちなしの花の色の解釈に、亡くなった人の人柄が重なるとも云えそうです。

今日もくちなしの白が映える天気です。

体調にも気遣いつつ、しばらく続く梅雨の気候と付き合っていきたいものです。


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