五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

琵琶湖の畔で

2018年02月27日 | 悔いのない人生とは?


琵琶湖の畔で勉強会   2018年2月27日

松尾芭蕉は、大好きな木曽義仲と共に居たくて、お墓は義仲寺にあります。
義仲寺(ぎっちゅうじ)は、大津の瀬田川、瀬田の唐橋の袂に位置し、源平合戦でのさ中に討たれた場所の間近に建立されています。
妻である巴御前を祀った祠も寺の山門脇にあるので、平家物語を一気に体感できるのです。
山門を潜ると左に芭蕉が高々と植わっており、木曽義仲の供養塔と芭蕉の墓を同時にお参りできます。境内がこじんまりとしているので、ちょっと寄るだけでも、深い感動を覚えます。



伊賀に生まれた松尾芭蕉は、役行者や西行法師にも憧れて?いやいや幕府の隠密として?、単なる俳句のための旅で?西行が留まったり歩いた場所を辿り、奥の細道の旅にも出ます。
伊賀の里は、大海人皇子、天智天皇の壬申の乱、はたまた徳川家康の伊賀越えにとって、日本の歴史上天下分け目の合戦には欠かすことの出来ない重要な場所でもあります。琵琶湖のあたりは、個人的に、クロスロードならぬ、八方ロードと勝手に命名しています。

ここ7,8年かけて、琵琶湖を周辺を歩いていますが、琵琶湖の畔で泊り掛けの講座を行うのは今年で5年目。年に一度、琵琶湖の水面を眺めながら静かな時間を過ごすのが、私自身の心身を整える貴重な時間となっています。
唐崎神社や江戸時代からの風景をそのまま残している修道院の広大な庭を散策し、平安貴族の禊や芭蕉の佇みを思い浮かべながら、時空をいったりきたりできるのも私にとって大事な事でもあるのです。
4月6日から8日まで、共に過ごす皆さんと、今年はどんな歴史の話題を提供しようか、これからぼちぼちと思索すると致します。





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春眠誘うミモザ色

2018年02月24日 | 第2章 五感と体感


Montmartre Paris

春眠誘うミモザ色   2018年2月24日

仕事の量は相変わらずですが、ついついカーリングの長い試合を見ながら居眠り、おやつタイムのイチゴを頬張りながら北海道弁の「そだね~」にまたもや癒されて眠くなり、気付いたら試合に負けておりました。
しかも「そだね~」という北海道弁は、私の実家では当たり前の言葉であることに今更気付き、言葉のイントネーションの根強さが代々に渡って受け継がれている事に感心しています。住んだことはないのに、祖先のDNAは恐るべしです。

そろそろ東大寺二月堂のお水取りの設えが整い出す頃であり、「花ごしらえ」で紅と白の和紙で椿を作り、二月堂が一気に華やかになります。
街の花屋さんには、二月に入ったころからミモザも仲間に入り、先週あたりから、ミモザが、店先に主のように置かれるようになってきました。
「ミモザ」の花が咲くと春がやってくるフランス・プロバンス地方も大風のミストラルがやってくると一気に季節が変わるのです。
そのようなわけか、毎年この時期になると映画「ショコラ」を観たくなるのです。

空気に含まれる花粉の香りは、身体に色々な現象をもたらしますが、芽吹きの印を嗅ぎ分けながら、春霞を楽しむ事は、この時期ならではの日本独特の風景を体感することに繋がります。

ミモザの花を花屋で見かけると、春眠暁を覚えずとなる体内時計の狂いが生じてきます。体も冬時間から夏時間への変換時期なので、体内が季節に順応し整うまで、今しばらく眠気を楽しむことと致します。

週末は、実家に行って「そだね~」連発でもしてくるか。。。(笑)


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香を焚く

2018年02月20日 | 第2章 五感と体感


香を焚く 2018年2月20日

暦通り、雨水の頃になると、空気に草木の香りが含まれて、鼻がムズムズします。
花粉症の人がマスクをつけ出したので、電車の中はマスク人口が一気に増えたように思います。私も花粉症の一歩手前で足踏みしていますが、空気の中の花粉に反応して、鼻がムズムズしています。

もともと匂いに敏感なので、ちょっとした空気の変化で天候や季節を読み取るのが癖になっているようです。

雨の匂い
雪の匂い
土の匂い
森の匂い、
海の匂い、
自然界の匂いは、ほっとするものがありますが、乾燥した冷たい空気から春に差し掛かる頃の、まさにここ数日からの匂いは、あまりにも色々な芽吹きの香りが混ざり過ぎていて、実態が掴めないそわそわ感が湧き上がってくるのです。
梅の香りだったら梅の香り、水仙の香りだったら水仙の香りだとわかるような香りを嗅がないとなんとなく落ち着きません。

そのようなわけで、この季節になると、家では香を焚きます。
願わくは、炭に落とした香が、一番落ち着くのですが、その設えが無い我が家は、奈良の唐招提寺や薬師寺の御線香を長らく愛用しており、今年は友人の京都土産の香を焚いて、一貫した空気を嗅いで落ち着きを取り戻しています。
アロマの香りなんぞというオシャレ感はありませんが、やっぱりこの匂いが落ち着くのです。たぶん、自分の遺伝子にある祖先の寺院の香りが、アイデンティティの統合に一役買っているのだとも解釈しています。

「芽吹きの季節は、好みの香を敢えて焚くと、お外の空気に振り回されずに落ち着く」というのは、神経質すぎるかもしれませんが、人の五感は、そのように仕組まれているのかもしれません。
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24節気 雨水

2018年02月19日 | 第2章 五感と体感

二月堂の糊こぼしと灯篭の土鈴・・・・・・・

24節気 雨水   2018年2月19日

気温が低くても、空気が乾燥し湿度が低くても、なんとなくお鼻がムズムズし、空気の中に花粉が含まれているのを感ずるようになりました。

歴便覧によると「陽気地上に発し雪氷とけて雨水となればなり」とあります。
72候では、「土脉(土脈)潤起」つちのしょううるおいおきる、となります。

庭の土がなんとなく緩み、動き出す気配を感じ、遠くまで見渡すことのできる場所に行けば、たなびく霞をそろそろ見る事ができそうです。
電車に乗って高架を走ると、謡曲羽衣がついつい口づさんでしまう季節でもあるのです。

奈良の東大寺二月堂では、修二会「お水取り」の準備が進められています。
私も紅白の和紙で糊こぼし(紅白の椿)を花ごしらえしたいなと、毎年願っているのですが、はてさて、今年はできるでしょうか。。。。

森羅万象の春の序章を楽しみながら、
身体のむず痒さも土の脉と同じだと、少々我慢しながら、
3月1日から始まるお水取りの心構えを整えてゆきたいものです。


東大寺二月堂 修二会で練行衆が身に着ける紙衣(かみこ)


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2018年02月17日 | 第2章 五感と体感

江の島と富士山の間に沈む夕日・・・・・

イメージする           2018年2月17日

昨晩テレビをつけると、フィギュアスケートの演技が昨晩何度も繰り返して放映されていたので、結局何度も何度も見る事となりました。

高得点を取った選手の技術と並々ならぬ集中力とイメージ力に、感嘆しています。既に競技が終わり、メダルを取った選手の競技も何度も見て、その美しさに心が動いています。

自分が競技する舞台が、大きな四角や、角度のあるスロープ、ハーフパイプや楕円形だったりと、様々ですが、どの競技も点数が付けられ、減点されたり得点を重ねたりしながら、他者と競い合います。
結局は、他者と競う会う前に、自分自身との闘いがあるのみなのだということをしみじみと感じさせられます。

トップアスリートになればなるほど、微細な身体の感覚まで自分でコントロールしできるようになっていくようです。それと同時に、心意気と集中力で高めていくメンタルを持つまでの過程は、孤高と孤独を味わった人でない限り経験できないようにも思いますし、震えるほどの怖さの中から成っていくものであるかもしれません。

自分の完成した理想の姿をイメージすることですら、素人には難しいことであることを最近つくづく感じる経験を現在私自身がしており、完成のイメージが掴めないことの未熟さに、ほとほと嫌気がさしていたのでしたが、一つ一つの動きの学び直しは、今からでもまだ間に合う、と、ちょっぴり勇気を頂いたのでした。

人間の技の素晴らしさは、そこに魂が籠められているからだと、再認識するのでした。



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籠める祈り

2018年02月14日 | 第2章 五感と体感

築地 聖ルカ礼拝堂

籠める祈り               2018年2月14日

今日はカトリック行事の「灰の水曜日」。
昨年から一年間家の中に飾っていた棕櫚の葉を灰にして、その灰で祝福して頂く日でした。
リオ等のカーニバルもここで落ち着き、今年は4月1日が復活祭なので、来週から四旬節に入ります。カーニバルが終わると裏返したように街が静かになり、祈りの時期に入ります。
灰の水曜日は「大斎」。つまり、食事を控える日です。
仕事でバタバタ動き回り、用事を済ませて日本橋のカフェで一息ついて帰宅するともう18時…、仕込んでおいたトマトシチューをお肉少なめにして頂くものの、頂いたチョコレートやクッキーを頬張って、「まぁいいか。。。」、と。

罪滅ぼしに、
今週の日曜日に訪れた聖路加大学の敷地横にある聖ルカ聖堂の写真をアップ致します。





聖ルカ聖堂は、アメリカ アングリカンチャーチの聖堂です。
アングリカンチャーチ(聖公会)は、もともとカトリック国であったイギリスですが、16世紀、エリザベス一世の父であるヘンリー8世からエリザベス1世にかけて進められたイギリス宗教改革で、プロテスタントに属しつつ、カトリックの典礼に近いものがあります。
映画「エリザベス一世」は、その内容が良く理解できる映画です。

日曜日の礼拝の時間の前に、ちょっと寄ることができました。。
日野原先生も祈りを籠められたた聖堂でもあり、医療を目指す学生や職員、大学生、患者さんと家族の方々が、真に祈り続けた祈りが聖堂の細部にまで籠められ、聖堂に入るや否や、その籠められた祈りの積層に身震いしたのでした。
毅然とした大変美しい聖堂に、魅了されています。

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奈良のお水取り

2018年02月10日 | 第2章 五感と体感

月刊誌「ならら」二月号

日本橋 奈良県ショップに紙衣「かみこ」展示中。 東大寺二月堂の修二会の期間練行衆が身に着ける着物です。和紙の着物です。展示されている着物は修二会の期間着た着物です。裏地あり、綿が入っておりました。保温性抜群です。
 

奈良のお水取り  2018年2月10日

立春が過ぎ、寒さの底の真っ只中、私が幼い頃二年間住んでいた福井は大豪雪。
半世紀前は、雪に閉ざされることが前提での工夫と暮らしが幼いながらも見えていましたが、暮らしが便利になるにつれて起こる問題も変容してきたようです。
なんといっても、大通りと住宅地の除雪の差が酷すぎるのが、ほんとうに気の毒だと思いながら報道を見聞きしています。
5歳から7歳まで二年間だけ住んでいた割には、記憶が鮮明で、福井県大野市の借家は、大野の駅に近く大通りに面していたので、除雪はされましたが、家の前は二階に届くまで雪が積まれ、庭側の敷地は屋根の雪を落とすため、いずれにせよ一階は真っ暗になっていました。
古くて大きな家だったため、一階の天井はかなり高めで、陽が出た時の二階の南側の部屋との違いは、最たるものでした。
陽の当たる暖かな南側の部屋でぽかぽかしている体感は未だによく覚えています。

そのようなことを思い出しながら、私がそわそわしだしているのは、奈良のお水取りが近くなってきたからです。
今週は連日神田から銀座にかけてに行く用事があり、毎度の事ですが、奈良県直営のお店に寄り、今回は、雑誌「ならら」を購入しました。
今月号の「ならら」は「東大寺二月堂修二会 悔過(けか)と祈りの声明」の特集です。
久しぶりに新たな情報を読みたく、いつもは奈良のどこかで頂く雑誌を、購入しました。

ページを開くと、あら不思議。
奈良の空気がふわりと五感に伝わります。
二月堂の堂内から聴こえてくる声明が香の薫りと共に蘇ってくると、いてもたってもいられない情動に掻き立てられるのです。

「奈良のお水取りが済んだら春がやってきますね」
という、このご挨拶は、関西では決まり文句です。

冬の厳しい環境に住まう人々も、僅かでも春の兆しが見えてくると、希望が湧いてきます。
お水取りまでもう少し。。。
「春よ来い。早く来い♪」と、鼻歌歌いながら、週末を過ごしたいものです。

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完全なるもの

2018年02月08日 | 第2章 五感と体感

東京国立科学博物館の螺旋階段

完全なるもの  2018年2月8日

今年の鎌倉の勉強会は、予測学を通して生き甲斐の心理学を学んでいきます。
今年の大テーマは、「性格論と予測学を比較考察する」です。

上記を昨年末あたりから思索しているせいか、最近、自分がイメージしている「完全なるもの」が気になっています。
そのような中、最近の私は、「こうありたい」「このようにしたい」というような完成されたイメージが、薄いことに気付かされています。
自分の中にあるなんらかの概念をいつもフレキシブルにしようとする訓練を積み重ねていくうちに、そのような完成概念を強くしないよう心掛けてきた結果なのか、そもそも、完成形のイメージが自分に育っていないのか、答えは出ていませんが、どうも成育史上の親からの育てられ方に影響されているように思いが至っています。
両親それぞれが持つ概念が、子供が育っていく過程において子供自身の概念が形成されていくわけですが、親の概念がそのまま伝わるわけではありません。
つまり、親の概念のもと、自分に与えられた外部環境(兄弟姉妹の関係性や、家や学校、地域、気候、習慣や風土的環境に加えて、時代性等)と内部環境(自分の身体と心)が、絡み合いながら自分の概念が形成され、個性が育まれていきます。

そのようなことをつらつらと考え及んでいくと、完全なるものをイメージしたくない意思が自分の中に育まれている事が見えてくるのです。
流動的で、達成感が低く、「今」というところから先に進む情動に駆られる自分の個性は、完全性のイメージに確信を持っていないことから来ると推察しています。
「発展」というキーワードが、自分のキーワードであるとすれば、予測学から見ていくと、動き続ける情動を抑えない方が自分とって懸命な選択なのかもしれません。
この一年、ますます面白い領域を勉強できそうです。

「自分に関する解釈は、まだまだ未知の世界であると思うこと」も、発展性の個性である故なのかもしれませんが、次回の勉強会も楽しみです。

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立春

2018年02月05日 | 第2章 五感と体感

写真;K.Hさんの作品 昔仕立てた表装です。


立春  2018年2月5日

2月4日は立春でした。
「心のけじめは一月一日の元旦につけ、身体の一巡の始まりは立春に」という私なりの心と体の扱いをするようになってから、12月31日の大晦日に疲弊することが軽減されました。
全てを整えようと思っても、心に身体が付いてゆかず、あれやこれやとバタバタしているうちに年明けとなり、まったく休んだ気分を味わえませんでしたが、一月に、意識して身体を整えるよう心掛けるようになってから、立春から節分までの一年の一巡りを治める感覚を持てるようになってきました。

新たな気を迎えて、さらに一年を過ごせるように身体に巡る気を一旦治めると、治めながら新たな気が入ってくるような清涼感を感ずるのです。
気持ちの問題でありましょうが、体内に蠢く細胞は、生きている限り動いているので、それらに少しばかりの休息を与える期間を持たないと、自分を成り立たせている体内の働き虫?が疲れ果ててしまうのです。

脳にお休みを持たせると、新たな何かが湧き上がってくることが、スコラ哲学の始まりでもあることを考えると、腑に落ちるものがあります。

毎年一月は、少々仕事を抑え気味にして、ゆるりとした序章で過ごし、2月4日を起点とすることで、心と身体が整った状態で、物事を始められるのです。
そのようなわけで、
2月から月に一度の鎌倉腰越勉強会と調布つつじが丘の勉強会がスタートします。2月から12月まで(8月はお休み)皆様と和気藹々と集いたいものです。
1年間、宜しくお願い致します。

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節分

2018年02月03日 | 第2章 五感と体感


節分 2018年2月3日

今日は、節分ですね。
24節気72候の「72候」は、「鶏始乳」(にわとりはじめてやとにつく)
「鶏が卵を産み始める時期」(新暦で1月30日から2月3日頃)です。

節分は季節を分けるという意味があり、立春は旧暦では一年の始まりです。
邪気を祓い、新しい年をお迎えする日なのです。

恵方巻の宣伝によると今年は南南東が吉方だとか。。。

「イワシの頭も信心から」と、云うように、何事も信ずれば、良い気が自分に向いてくるようにも思います。
私の父方、つまり私の実家の家紋は「柊」です。厳密にいうと「抱き柊」。
偶然にも「柊」という名字の御方に出会い、家紋を聞いてみると全く同じであることが解り、親近感を覚えたという出来事が昨年ありました。
その柊さんは、京都の出身。なんとなく、父を含めた親族にお顔が似ています。(思い込み?(笑))


節分に、柊にイワシの頭をつけて、玄関先に下げると邪気が払われるそうです。
昔は、よく生垣にも植えられ、何処にでもある植木でありました。父の実家は、その所以か、生垣は柊でした。
祖父は、何事も易経で物事を決める人だったそうで、邪気を追い払う柊の云われを考えるとさもありなん、、、とも思います。年中、家を柊で囲めば邪気が入らない?と信じていたのかもしれません。

今日は、身体の気の巡りの大晦日とも言えそうです。
自分の身体の一巡りを、丁寧に治めて、明日の立春をお迎えしたいものです。

鬼は外~
福は内~
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